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超ユニークな一台!これですか?ルノー カングーです(笑)アルゼンチンカラーに塗られたオープントップのルノー カングー エクスプレスとは?

2025年8月10日

ルノー カングー エクスプレス:ルノーのトランスポーターをコンバーチブルに改造。切り取られたルーフと延長されたホイールベース、アルゼンチンカラーは何のため?

自動車業界では、奇抜な改造車がたびたび登場する。特に興味深いのは、チューナーやDIY愛好家ではなく、自動車メーカー自身が手を加える場合だ。今回のケースでは、ルノー アルゼンチンがそれにあたる。

アルゼンチンでは、「ルノー カングー エクスプレス(アルゼンチンではダチア ドッカーのブランド名で販売されているモデル)」が、極端に延長されたホイールベースを持つカブリオレに改造された。この唯一無二の車の写真は、ルノー アルゼンチンの社長、パブロ シビラ氏がソーシャルメディアで共有した。

延長されたホイールベースと切り取られたルーフ

ルーフは完全に除去され、車はクラシックなカブリオレのようにオープンな状態になった。ホイールベースは大幅に延長され、異様に長いシルエットを与えている。これは、VIP送迎で知られる「ストレッチリムジン」や「シャトル改造車」を連想させる。さらに、アルゼンチンの国旗の色をモチーフにした特別なラッピングが施されている。インテリアも当然ながら変更され、運転席の後ろに3列のシートが配置され、9人の乗客を乗せることができるようになっている。

助手席を省略したことで、2列目への通路が確保され、3列目と4列目の座席はスライドドアからアクセス可能だ。最後の列の乗客は少し高くなった位置に座る。

ドライバーを含む最大10名の乗客が乗車可能で、最後の座席列は高くなっている。

この車両は工場見学用に設計されている

もちろん、この改造は単なる冗談や遊び心から生まれたものではない。この1台限りの車両は、サンタ イザベルの工場で、学校や団体の訪問者向けの工場見学に使用される予定だ。

実にユニークで面白い(楽しい)。

Text: Sebastian Friemel
Photo: Pablo Sibilla / X