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内燃機関フィアット500再登場!1年間の休止を経てフィアットがハイブリッドモデルの500を復活&販売する!

2025年6月25日

フィアットが500ハイブリッドを復活!フィアット500のガソリンエンジン車が再登場する。フィアット500は電気自動車専用モデルになったが、この状況は間もなく変わる。1年間の休止を経て、ガソリンエンジン車が復活する!

周知のとおり、フィアットは「500」を電気自動車専用モデルとしており、2024年夏に内燃機関搭載モデルの販売が終了した。しかし、この計画は撤回された!2025年秋から、フィアット500は再び内燃機関を搭載して生産される。

需要が予想を下回る

なぜ方針転換したのか?フィアットはこれについてコメントしていないものの、理由は明白だ。想像以上に売れなかったようだ。そのため、電気自動車「500」の生産は2024年秋から繰り返し一時停止されていた。

そして再び内燃機関搭載モデルに戻る。フィアットは「500ハイブリッド」の発売を発表した。これは、生産終了したモデルと同じ名称だ(「フィアット 500ハイブリッド」は日本未導入)

リアビューは電気自動車の「500e」から変更されなかったようだ。これにより、内燃機関車の後部がより現代的なデザインになる。

「500ハイブリッド」はフルハイブリッドではなくマイルドハイブリッドだった。フィアットは詳細についてまだコメントしていないが、新型でもこの仕様が維持されるものと推測される。

エンジンは既知のものとなる可能性あり

情報によれば、内燃機関の基本仕様も同様だ。1リッター3気筒のガソリンエンジンで、出力は70馬力だ。さらに喜ばしいニュースもある。最初のインテリア画像では、内燃機関搭載の「500」が6速マニュアルトランスミッションを採用していることが確認できる。

さらに公式写真では、生産ライン上の試作車が一部カモフラージュされた状態で確認できる。最も重要な点は、「500ハイブリッド」のデザインが電気自動車のデザインに合わせられ、よりシンプルで現代的なデザインになっていることだ。

インフォテインメントディスプレイとステアリングホイールは500eから流用されたもののように見える。ダッシュボードの残りの部分とスピードメーター周辺は依然として非公開だ。

外装では、カモフラージュフィルムで覆われた部分のみが隠されており、フロント中央はテープで覆われている。ここにはフィアットがエアインテークを調整したものと推測される。当然ながら、内燃機関は大幅に多くの新鮮な空気を必要とし、ナンバープレート下の小さな開口部を持つ電気自動車のエアインテークでは対応できない。

価格は上昇する見込み

デビューは2025年秋に予定されており、その際にフィアットから価格も発表される見込みだ。我々は、復活した「500ハイブリッド」が、17,500ユーロ(約288万円)で生産終了した前モデルより高価になると予想している。ただし、フィアットはベースモデルを20,000ユーロ(約330万円)未満に抑えるものと見込まれる。少なくとも3ドアモデルはそうだろう。一方で、「カブリオレ」は過去に20,500ユーロ(約338万円)で発売されていた。

Text: Katharina Berndt
Photo: Stellantis