【ひょえー何これ?】大胆な塗装と過激なリヤウィング マンソリー製フェラーリ プロサングエの超限定チューンナップモデル プグナトル トリコロール登場
2025年6月21日

マンソリー プグナトル トリコロール(Mansory Pugnator Tricolore):マンソリーはフェラーリ プロサングエにさらに手を加えた。超限定小ロットモデル「プグナトル トリコロール」が登場。大胆な塗装と極端なリヤウィングが特徴だ。
良いセンスの限界を再定義する改造を行う企業といえば、マンソリーだろう。オーバープファルツ地方を拠点とするこのチューナーは、誰もが好むとは限らない過激なデザインで知られている。今回のモデルも例外ではない。マンソリーは、すでに注目を集めていた改造モデル「プグナトル」の特別仕様車3台を生産する。
マンソリー プグナトル トリコロール:ワイルドな外観とダブルリヤスポイラー
新モデルは「マンソリー プグナトル トリコロール」と名付けられ、さらに過激なボディデザインが特徴だ。2024年9月に初公開された最初の「プグナトル」コンセプトモデルは、ルーフスポイラーのみを搭載していた。しかし、マンソリーは「トリコロール」モデルでさらに手を加え、リヤハッチに追加の「スワンネックウィング」を装着した。さらに、「トリコロール」は新しいリヤディフューザーと中央に配置された4本の排気管を装備している。

「トリコロール」仕様には、マンソリーの特徴的な要素がすべて採用されている。大型のフェンダーベンチレーション、フロントカナード、リヤハッチの新しいフレーム、その他のビジュアルアップグレードなどが含まれる。フロントには22インチ、リヤには23インチのホイールが装着された過激にチューニングされたフェラーリだ!
シリーズモデルのプロサングエよりわずかに厚みがある
マンソリーが発表した車両は、イタリアの国旗を連想させる3色の塗装が施されている。このカラーリングはインテリアにも続き、主に白を基調に、シートとセンターコンソールに赤と緑のアクセントが施されている。ドアと通気口のパネルは興味深いことに分割されており、ドライバー側は赤、助手席側は緑となっている。このデザインは、派手な外観とは対照的に、意外なほどスタイリッシュな印象を与えている。

さらに、「トリコロール」は改良された駆動系を採用している。更新された制御ユニットとスポーツマフラーにより、6.5リッターのフェラーリV12エンジンは755馬力と730Nmのトルクを発揮し、30馬力と14Nmの出力向上を実現している。この性能向上が見た目だけのボディキットを正当化するかどうかは、見る人の判断に委ねられるだろう。
結論:
この「フェラーリ プロサングエ」は、マンソリーがこれまでリリースした中で最も過激なモデルと言えるだろう。派手な塗装と多数のスポイラーは、慣れるまでに時間がかかりそうだ。「プグナトル トリコロール」は、本当の大人のおもちゃだ。
Text: Sebastian Friemel
Photo: Mansory