1. ホーム
  2. このクルマなんぼするの?
  3. 【このジムニーなんぼ?】えっ?スズキ ジムニーってドイツではこんな価格で売られてるの?いくら人気モデルで走行距離1万km以下でも・・・

【このジムニーなんぼ?】えっ?スズキ ジムニーってドイツではこんな価格で売られてるの?いくら人気モデルで走行距離1万km以下でも・・・

2025年6月1日

スズキ ジムニー1.5コンフォート4WD:スズキのコンパクトなオフロード車、低走行距離の個体が販売中だ。スズキ ジムニーは、伝説的なオフロード車であり、ヒストリックカーとなるポテンシャルを秘めている。そのコンパクトな4WD SUVのスズキ ジムニーが27,900ユーロ(約460万円)で販売中だ。

「スズキ ジムニー」は唯一無二だ。他のSUVモデルが都市型ライフスタイル車両へと変貌を遂げる中、「ジムニー」は常にファンが愛する本質を貫き通してきた。コンパクトなサイズながら妥協のないオフロード性能と、頑丈で素朴な魅力。

ドイツでは「ジムニー」は決して大衆車ではなかったが、そのことが逆に特別な魅力を生み出していた。スズキは今年初めにドイツでの「ジムニー」の新車販売を終了した。供給が減少する中、状態の良い個体が再評価されている。

ジムニー1.5コンフォート4WD

多くの人が興味を持つかもしれないモデルが、現在、ニーダーザクセン州ゲッティンゲンにあるディーラーで販売されている。この「スズキ ジムニー1.5コンフォート4WDオールグリップ」は「ナルドグレー」色で、2022年4月に初めて登録された車両で、2018年から製造された最後の世代の小型オフロード車だ。

機能的でありながら快適性を損なわない、中古で販売中のスズキ ジムニー1.5コンフォート4WDのインテリア。

この車両は初度登録から1オーナーで、広告によれば、メンテナンス記録がきちんと管理されている。販売者によると事故歴はなく、新しい車検ステッカー付きで販売されている。さらに、この中古「スズキ ジムニー」の走行距離は、わずか9,370kmだ。

スズキ ジムニー:102馬力

「ジムニー」は、1,462ccの排気量から、102馬力の出力を発揮するガソリンエンジンを搭載している。4気筒の自然吸気エンジンは、堅牢で耐久性に優れている。四輪駆動への動力伝達は、6速マニュアルトランスミッションによって行われる。

オフロード車としてのDNAを持ちながらも、この「ジムニー」は快適装備も充実している。装備には、電動ウィンドウ、電動サイドミラー、エアコン、シートヒーター、マルチファンクションレザーステアリングホイールなどが含まれる。

ニューオーナーは、最新の安全装備をすべて備えた車両を手に入れることができる。このスズキ ジムニーは、ABSとESPに加え、緊急ブレーキアシスト、車線維持アシスト、ハイビームアシスト、ヒルスタートアシスト、ヒルディセントコントロールも搭載している。

2021年から、欧州市場では、「ジムニー」は4人乗りのSUVではなく、商用車バージョンのみの販売となった。これにより座席は2席のみとなるが、荷物の積載バリエーションが最大限に広がる。この「ジムニー」は、折りたたみ式助手席、荷室仕切り、ルーフレール、トレーラーヒッチなどを装備している。

販売店は、この「ジムニー」を27,900ユーロ(約460万円)で販売している。日常の走行からオフロードまで、幅広いシーンで活躍する中古車だ。

Text: Thomas Arndt
Photo: Bild: A. M. Autocenter GmbH