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F1のテクノロジーを採用 メルセデスAMG C 63 S E PERFORMANCEの 特別仕様車「メルセデスAMG C 63 S E PERFORMANCE Edition Peak」登場

2025年4月26日

メルセデス・ベンツ日本は、メルセデスAMG C 63 S E PERFORMANCEの特別仕様車「メルセデスAMG C 63 S E PERFORMANCE Edition Peak」を全国限定50台で発売すると発表した。メーカー希望小売価格(税込み)は¥18,240,000(右ハンドル)。

C クラスは1982年、190クラスとして登場以来、動力性能や快適性安全性など全ての面で、常にセグメントのベンチマークモデルである。この190クラスの後継車として、1993年6月に当時のメルセデス・ベンツ社は、初めてCクラスと呼ばれた新しい小型メルセデス・ベンツを発表した。このCの意味はEクラスの下に位置するコンパクトのCである。7年間の開発期間を経て世界的な販売不振にあえぐ市場に投入された。

特に初代Cクラスは市場と顧客の動向に敏感であると謳ったメルセデス・ベンツの新しい哲学に基づいたモデルであった。つまり、メルセデス・ベンツ史上初めて「more value but more expensive=価値はより高く、しかし価格はより高くなく」を合言葉として開発された。

AMG 63のエンジンは2006年に初めてAMGの手によってゼロから企画開発されたM156(6.3L V8)エンジンであるが、この独自開発のエンジンは、エンジンバカと呼ばれたフリ一ドリッヒ アイヒラ一博士の傑作として有名だ。C 63 AMGに搭載されたM156は最高出力457PSで、刺激的なドライビングのパワーソースとして語り継がれている。

そして、2021年から販売している現行 C クラスは、精度を高めた安全運転支援システム、解り易い操作が可能な縦型の大型センターディスプレイ、案内明示が明確なMBUX ARナビゲーション、便利な生体認証によるシートポジション等の設定などフラッグシップモデルSクラスの技術を多数採用している。中でも、CクラスのトップパフォーマンスモデルであるC 63 S E は、メルセデスAMGのパフォーマンスハイブリッド“E PERFORMANCE”に、F1由来の電動ターボチャージャーを備えた2.0L 直4ターボエンジン M139 を組み合わせた革新的なパワートレインを搭載。最高出力 500kW(680PS)、
最大トルク1,020N・mを発揮し、0-100km/h加速はわずか3.4秒を誇る次世代のドライビングマシンとなっている。

メルセデスAMG C 63 S E PERFORMANCE Edition Peakの特長

・AMGハイパフォーマンスバッテリー
・AMG 400V バッテリーセル直接冷却
・エレクトリック・エグゾーストガス・ターボチャージャーを搭載したAMG 2.0Lターボエンジン
・トランスミッション:AMG スピードシフト MCT
・四輪駆動システム「AMG 4MATIC+」
・リア・アクスルステアリング
・AMG RIDE CONTROL サスペンション
・AMG リアルパフォーマンスサウンド

C 63 S Eの駆動システムは、2.0L 4気筒ターボエンジンに交流同期モーターとAMG自社開発の高性能バッテリー、それにAMGのパフォーマンス志向連続トルク可変配分四輪駆動システムの 4MATIC+を組み合わせている。この2.0L 4気筒ターボエンジンと電気モーターの組み合わせによりシステム出力 500kW(680PS)、最大システムトルク 1,020N・m を発揮。また、0-100km/h 加速はわずか 3.4秒。

交流同期モーターはリア・アクスルに搭載されており、電動シフト式2速トランスミッションおよび電子制御式リミテッド・スリップ・デフとともにコンパクトなエレクトリックドライブユニット(EDU)にまとめられて、P3ハイブリッド(変速機内あるいは変速機よりも下流に電気モーターを置く)と呼ばれるレイアウト。軽量の高性能バッテリーはリア・アクスル上方に搭載されている。

エクステリアは、マットカラーの塗装にブラックアクセントを施したクールなスタイルにエアロパーツを架装し、パワフルなドライブを可能にする特別なデザインとなっている。

外装色は、通常 C 63 S Eでは設定のない「MANUFAKTUR グラファイトグレーマグノ(マット)」を採用。さらに「AMGナイトパッケージ」、「AMGナイトパッケージⅡ」によってフロントエプロンやラジエターグリル、サイドのドアミラーカバーやウィンドウモール、そしてリアにはディフューザーやエンブレム、リアエプロンもブラック塗装され、ボディ全体を強く引き締めている。

また、限定装備の「AMGエアロダイナミクスパッケージ」によって、リアスポイラーやフロントおよびリアのフリックが追加され、エアロダイナミクスの向上を図り、AMG本来の印象をさらに強めている。また、通常モデルでは有償オプションの「パノラミックスライディングルーフ」が標準装備となっている。

インテリアは、「本革(ナッパレザー)/ブラック(グレーステッチ)」と「メタルウィーブインテリアトリム」を採用。落ち着いたナッパレザーブラックと華やかなメタルの装飾が、上品さとレーシーなAMG を演出。シートは、通常 C 63 S Eでは有償オプション設定の「AMGパフォーマンスシート」を採用。モータースポーツ特有のヘッドレスト一体型シートは、高いホールド力によって運転姿勢を正確に保ち、スポーツ走行をサポートする。

本特別仕様車のハイライトでもあるブレーキシステムには、現行Cクラス初採用となる「AMGカーボンセラミックブレーキ」を装備。モータースポーツで培われた技術によって、フロントアクスルにおける優れた制動性能や緻密なコントロール、そして大きな負荷のかかる状況においてもその耐久性に優れている。C 63 S Eの強力な回生ブレーキと組み合わせで、サーキット走行時でもより正確な走行が可能。加えて、通常のブレーキディスクよりも軽量のためアジリティを高めている。

快適性を向上させる機能装備も充実しており、乗員が個別に温度調 整可能となるクライメートコントロール(前席左右・後席独立調整)や、従来のボイスコントロールに加え、特に前席乗員のジェスチャーによって車両機能を操作できる「MBUX インテリア・アシスタント」をC 63 S Eに初採用した。通常モデルでは有償オプションの「マルチコントロールシートバック(運転席・助手席)」を採用し、乗員一人ひとりの体格にあわせたシート調整が可能となり、運転中に体が横にずれるのを防ぎ、スポーツ走行時の姿勢の安定はもちろん、長距離移動での疲労軽減にも貢献している。

オンラインショールームについて

オンラインショールームでは、掲載されている車両から希望の車両を選択し、「Web 商談予約」を申込める。「Web商談予約」では、Web商談予約金の10万円をクレジットカードで支払うと希望の車両を一定期間確保され、優先的に商談を進めることが可能。Web 商談予約金は車両の購入またはキャンセルに関わらず返金される。

Text:アウトビルトジャパン
Photo:メルセデス・ベンツ日本