限定799台フェラーリ史上最高の1200馬力を誇る「フェラーリF80」が日本上陸
2025年4月19日

フェラーリF80:フェラーリの最新スーパーカーが遂に日本上陸。3リッターV6、3eモーターのハイブリッドは最高出力1200馬力!799台限定の「フェラーリF80」がシャルルルクレールと共に日本にやってきた。
フェラーリF80は前作のLaFerrari Apertaから8年の時を経てリリースされたロードゴーイングレーシングカー。その値段は360万ユーロ(約5億8千万円)と言われている。

すべてが従来のフェラーリを凌駕する
フェラーリの言うところのスーパーカーの最新モデルとして F80に課せられたのは、内燃エンジン搭載モデルの究極のエンジニアリングの実現。
新世代のハイブリッド・パワートレイン・テクノロジーなど、最も先進的なソリューションをすべて活用して、並ぶもののないパワーとトルクを実現することだ。
F80特徴の一つが「1+」と呼ばれるアーキテクチャーにある。レーシングカーのコンセプトに倣って車幅を最低限まで狭める必要性から、定員は2名だが、パッセンジャーシートを若干オフセットして、まるでシングルシーターのような独特の雰囲気が漂うコックピットが生まれた。それはLaFerrariのグリーンハウスより50mmも低められている。車幅を最低限に抑えた最大の理由は、空力上のメリット(ドラッグの低減)と軽量化にあるのだ。

F80のパワートレインも、フェラーリの伝統に倣い、モータースポーツで使われている最高の形式をベースにしている。V6内燃エンジンと800Vのハイブリッドシステムの組み合わせはF1及び、ルマン24時間レースで2連覇を果たした499Pと同じアーキテクチャーである。
F80は跳ね馬のバッジを付けた伝説的スーパーカーの歴史に新たな一章を書き加えた。
F80には7年間の純正メンテナンス・プログラムがスーパーカーとして初めて用意された。最初の車両登録から7年間、フェラーリのパフォーマンスと安全性が最高の状態で維持されるべく、すべての定期メンテナンスを保証するサービスとなっている。

Text:アウトビルトジャパン
Photo:Ferrari Japan