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ケータハムのEV スポーツクーペ「プロジェクトV」がドイツの国際デザイン賞German Design Award 2025を受賞

2025年2月19日

ケータハムのEV スポーツ・クーペ「プロジェクトV」 が国際的に権威のあるドイツのデザイン賞「German Design Award 2025」の「Excellent Product Design」部門において優秀賞にあたるWinner を受賞した。

「German Design Award」は1953 年に設立されたドイツデザイン評議会が主催している、国際的に権
威のあるデザイン賞のひとつで、世界各国で開催される他のデザイン賞を受賞するなど一定の評価を受けた作品の中からドイツデザイン評議会が参加作品をノミネートする点が非常に特徴的。そのためノミネート自体が名誉とされている。

■審査員からのコメント
プロジェクトV を「そのミニマルなデザイン哲学が、クリアでエレガントな表面を生み出している」と評価。さらに、「ケータハム・プロジェクトV は、その卓越したプロポーションと印象的なキャラクターで印象づける。」と評している。

■アンソニー・ジャナレリーのコメント
はじめに、このような評価をいただきました審査員の皆様、そしてドイツデザイン賞の皆様に感謝申し上げます。私たちのチームは、エクセレント・プロダクト・デザイン部門の受賞者として認められたことを大変光栄に思っています。プロジェクトV では、この新しいコンセプトの中にケータハムならではのDNA を残したいと考えました。 私たちは、シンプルでミニマルなデザイン哲学をスポーツ・クーペのアーキテクチャーに適用し、魅惑的で時代を超越したシルエットを生み出すことを目的としました。このデザインが最終選考に残り、業界のデザイン・エキスパートたちから表彰されたことは、私にとってもケータハムにとっても非常に誇らしい瞬間です。

■German Design Award
ドイツデザイン評議会(The German Design Council)により2012 年に設立されたアワードで「Excellent Product Deign」と「Excellent Communications Deign」、「Excellent Architecture」の3つの部門で構成されており、それぞれに「Gold(最優秀賞)」「Winner(優秀賞)」「Nominee(ノミネート)」が設けられている。

■ケータハム プロジェクトV について
ケータハムが進めている新型EV スポーツ・クーペ・開発プロジェクト「プロジェクトV」。プロジェクトスタート時から電気自動車として設計されたプロジェクトV は、チーフデザイナーであるアンソニー・ジャナレリーの作品である。 彼のビジョンは、世界的に有名なイタリアのエンジニアリング会社イタルデザインによって実現された。 ケータハム・セブンのデザインはシンプルかつミニマリストであり、軽量で運転が楽しいという本来の機能のためにデザインされており、この哲学はプロジェクトV にも引き継がれ、プロジェクトVが軽量かつシンプルであることを意味する。

■ケータハムについて
ケータハム(ケータハム・カーズ・リミテッド)は、1973 年にグラハム・ニアンがロータスの創始者コーリン・チャップマンからセブン 製造・販売のための型、デザイン、その他独占権を獲得して以来、軽量なスポーツカーを生産している。チャップ マンへのオマージュとして、ケータハムは今日も、ドライビング・エクスペリエンスと楽しさをすべての活動の中心に据えることを哲学としており、すべての顧客にパーソナライズされた体験を提供することを約束し、公道とサーキットの両方で自身の志向と運転の好みに完全に合った車を作るための幅広い選択肢を提供している。 現在、ケータハムはケント州ダートフォードに本社 を置き、1987年以来、組立てとキットビルドの両方で車を製造している。2023年現在、ケータハムは世界の15の主要 市場で30以上の公式販売店によって販売されている。 また、モータースポーツ部門の一環として、あらゆるレベルのドライバーを対象とした英国の5つのレースシリーズを運営。1995年以来、エントリーレベルのレースシリーズであるケータハム・アカデミーでは、1,300人以上の初心者ドライバーがレーシングドライバーとしての資格を取得した。 2009年以来ケータハムの日本市場における輸入代理店である、VT ホールディングスが所有している。

Text:アウトビルトジャパン
Photo:ケータハムカーズ・ジャパン