【新車アップデート情報】フィアット、グランデ パンダ ハイブリッドの価格を公表 素晴らしいのはその価格が310万円以下からとなっていることだ!
2025年2月19日

フィアット グランデ パンダ ハイブリッド(Fiat Grande Panda Hybrid): 新型フィアット グランデ パンダは、80年代のパンダの多くのディテールを引用している。そして、フィアットはグランデ パンダ ハイブリッドの価格を発表した。
「フィアット グランデ パンダ」は、2024年末からドイツで注文可能になっている。当初、イタリアでは電気自動車バージョンの価格が発表され、24,990ユーロ(約400万円)から注文可能だった。そして今、ハイブリッドバージョンが追加された。そして何より素晴らしいのは、「グランデ パンダ ハイブリッド」の価格が18,990ユーロ未満(約310万円)であるということだ。
ステランティスのスマートカープラットフォームの第2の車
技術的な観点では、「グランデ パンダ」は、ステランティスグループの全く新しいプラットフォームで製造されるモデルとしては、「シトロエンC3」に次いで2番目のモデルとなる。「STLA」のビルディングブロックに続く5番目の技術的基盤である「スマートカープラットフォーム」は、顧客の地域ニーズに応えるため、特に新興勢力(例えば中国)からの高まる圧力に対抗するために、さまざまな駆動コンセプトを念頭に置いて設計された。
さまざまな駆動システムはすべて良いことだが、「グランデ パンダ」にとってそれは具体的に何を意味するのだろう?イタリアの小型車のベース価格で、1.2リッターターボ3気筒エンジンに48ボルトのマイルドハイブリッドを組み合わせた、101馬力(74kW)のパワートレインが今後搭載される予定だ。いわゆる「ミラーサイクル」により、さらなる効率化が図られる。このサイクルは3気筒エンジンで採用されているもので、従来の燃焼エンジンよりも早く吸気バルブが閉じる特殊な制御システムだ。これにより、燃料消費とCO2排出量の削減が図られる。
グランデ パンダ ハイブリッドの主な特徴
フィアットは、「グランデ パンダ」には緊急ブレーキや車線逸脱警報システムなどの多数の支援システムを含む、工場出荷時の幅広い機能が搭載されていると宣伝している。しかし、これらの機能は2025年の初めから新車に搭載が義務付けられているものだ。コンフィギュレーターによれば、「グランド パンダ ハイブリッド」は「ポップ」の基本構成では装備が特に充実しているわけではなく、選択できるのは外装色のみだ。内装の張り地と16インチの鋼鉄ホイールは、異なるトリムレベルを選択することでしか変更できない。
上位グレードの「アイコン」仕様でも、「テック」パッケージを装備することができ、このパッケージには、Apple CarPlayとAndroid Autoを介した音声認識とスマートフォンとのペアリング機能付き10.25インチインフォテインメントシステムも含まれている。オプションの「スタイル」パッケージには、ルーフレール、カラーコントラストのアンダーボディ保護、16インチアルミホイールが含まれている。
Text: Sebastian Friemel
Photo: Fiat Automobiles S.p.A