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【このラングラー ルビコンなんぼ?】最後の本格的オフロードカー「ジープ ラングラー ルビコン」が約455万円で販売中

2025年2月6日

ジープ ラングラー ルビコン2.8 CRD(Jeep Wrangler Rubicon 2.8 CRD):オフロードカーをお探しなら、中古のジープ ラングラーが販売中。ジープ ラングラー ルビコンは、今でも購入できる最後の本格的なオフロードカーの1台と考えられている。

小型でオフロード走行が可能、かつ手頃な価格:第二次世界大戦中、米軍が発注した車両の仕様はこうだった。ジープの原型である「ウィリスMB(ウィリス ジープとも呼ばれる)」は、1941年にこの仕様に基づいて製造された。

今日、ステランティスグループのブランドであるジープは、長い間、純粋な固有名詞、すなわち一般的な製品名称としても機能するブランド名だった。紙製ハンカチが単にティッシュと呼ばれるように、箱型で四輪のものはすべてジープと呼ばれていた。ランドローバー、トヨタ、日産、スズキなど、車種に関係なく、だ。

本物のジープ、つまり「ラングラー ルビコン2.8 CRD」が、現在、バーデン=ヴュルテンベルク州レムシャルデン(ハイルブロンから南に約60km)の個人売主によって、オンラインマーケットプレイスeBayで中古モデルは27,599ユーロ(約455万円)で販売されている。

このジープは快適なオフロード車だ

もちろん、このジープは四輪駆動なので、舗装されていない道でも快適に走ることができる。また、例えば、トラクションコントロール(ASR)、強化されたフロントおよびリアアクスル、フロントバンパーにウィンドプロテクションバー、Warn EVO 12-Sウィンチ、ボルト留めボンネットラバー、アイバッハ製サスペンションスプリング(30mm)なども装備されている。

売主によれば、この中古のジープ ラングラー ルビコンには「タコメーター付きのプレミアムな計器パネル」が装備されているとのことだ。

もちろん、この中古の「ジープ ラングラー ルビコン2.8 CRD」も、あらゆる道路で文明的な運転が可能だ。その機能には、ABSとESP、リモート集中ロック、エアコン、高さ調整可能なステアリングコラム、パワーステアリング、サブウーファーを含むインフィニティサウンドシステムなど、その他多くの機能が含まれている。

最適化されたジープ ラングラー ルビコン

広告によれば、この中古の「ジープ ラングラー ルビコン2.8 CRD」は、いくつかの追加装備で「最適化」されているとのことだ。売り手によれば、追加装備には、LEDヘッドライト、LEDサイドターンシグナルおよびフロントターンシグナル、左右それぞれに27mmのアイバッハ製ホイールスペーサー、スペアタイヤに装着されたアランガンマF2アンテナと対応するアンテナホルダー付きのアルブレヒト6110 CBラジオなどが含まれる。

さらに、この「ジープ ラングラー ルビコン2.8」には、リアライトグリル、LEDリアフォグランプ、オプティマイエローバッテリー、NSR製小型ナンバープレート付きリアナンバープレートホルダーが装備されている。販売者は広告で、すべての改造は登録済みであるか、または適切なEマークを取得していると保証している。

177馬力のジープ ラングラー

2008年2月に初めて登録されたこの「ジープ ラングラー ルビコン」は、走行距離99,000kmで、4気筒ディーゼルエンジンを搭載している。このエンジンは、2.8リッターの排気量から177馬力を発揮する。自動変速機が、そのパワーを全輪駆動に伝える。

強化されたフロントおよびリアアクスル、フロントバンパーにウィンドプロテクションバー、ウィンチ、サスペンションスプリングなど多数のパーツで硬派なオフローダーを演出している。

販売者は、別途料金で、4本の新品MTタイヤと5本のMTホイール(リムにルビコンデザインのタイヤ)、ルーフラック、ソフトトップを、車両に合わせて販売するとしている。それによって、中古の「ジープ ラングラー ルビコン2.8」の価格は、合計30,999ユーロ(約510万円)にまで値上がりする。

Text: Thomas Arndt
Photo: coulo / eBay