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【新着ニュース】第2世代トヨタMIRAI 2020年12月デビュー!

2020年10月22日

トヨタ MIRAI(2020): 新型、第2世代、価格、航続距離、新車情報

2020年12月に発表される新型トヨタMIRAI。残念ながら現行のMIRAIは、販売的には成功を収められなかったが、その後継モデルはその状況を添加して、ビジネス的に成功させようとしている。より多くの航続距離とシックなスタイリングで。第2世代MIRAI、ついに発表!

トヨタが2019年にMIRAIのコンセプトモデルのベールをはがしたときのセンセーションは大きかった。
そのデザインは、2014年に発売されたそのやや奇抜なデザインの先代モデルとは全く共通点がなかったからだ。
公式にはコンセプトカーだが、生産モデルのMIRAIは、ほとんど変更を加えずに、そのコンセプトモデルのデザインを踏襲、採用することはほぼ間違いない。
技術的な詳細はまだ少ないが、近いうちに明らかになるだろう。
MIRAIのウェブサイトで、トヨタは今、新しい燃料電池セダンが、2020年12月にワールドプレミアされることを公式に発表した。

航続距離は最大650キロ

第2世代MIRAIは、先代モデルよりも1クラス上に配置されている。
これは、トヨタ カムリをベースにしたデザインからも明らかで、生産中止となる現行モデルよりもはるかに魅力的に見える。
技術面では、新型がトヨタのTNGAプラットフォームをベースにすることがこれまでに知られている。
前輪の代わりに、将来的には後輪を駆動することになる。
水素充電で約650kmの走行が可能とされている。
先代モデルは、6年間で約1万台しか販売されていない。
今後トヨタは、水素セダンを年間3万台販売する計画だ。
世界的に見ても水素充填ステーションはまだ少ないため、野心的だ。
計画販売台数達成のためには、エントリー価格が現行モデルの741万円~、を超えると難しいだろう。
正式な販売価格は2020年12月に判明する。

コンセプトカーのデザインは、おそらくほぼそのままで、シリーズ生産化されることになるだろう。

あれ、まだ世の中に、このMIRAI出てませんでしたっけ?とちょっと既視感を覚えるのは、去年のモーターショーをはじめ、オリンピック開催イベントなどのちょっとした場所で見かけたような記憶が頭のどこかにあったからである。
肝心のオリンピック本番は(おそらく)来年に延期になってしまったが、このMIRAIは、本来ならばオリンピックの会場や選手村、あるいは役員の送迎用車輛として大々的に路上デビューを果たすはずだったと思われる。
それがこのコロナ禍でスケジュールにも変更を余儀なくされている、というのが内情だと推測されるが、ともかく無事に年内にデビューできることは、良かったと思う。

今までのMIRAIよりも圧倒的にスタイリッシュだし、おそらく自動運転技術や燃料電池のさまざまな効率なども改良が施されているに違いない。個人的にはスペースユーティリティなどを考えると、前のMIRAIのボディ形状などは決して悪くなかったと思うし、この形の変更方法を見ていると、最初期のプリウスと、2代目プリウスの時のような進化?方向であるように思われる(これまた個人的には、初代プリウスのスペースユーティリティや、サイズなどは今でも十分に魅力的だ)。

おそらく一般の多くの人にとっては、新しいMIRAIは初代よりも圧倒的に格好よく、お洒落に見えることだろう。そういう進化を否定はしないが、不器用に、そして実直に様々な効率を徹底的に追っていくような新生代の自動車、そんなMIRAIであったならば、とも思う。
そしてこの新しいMIRAIが成功するかどうかは、言うまでもなく水素ステーションの普及とセットになった複雑な問題の上で語られるべき話題なのである。

Text: Moritz Doka
加筆:大林晃平
Photo: Toyota Motor Corporation