【速報！東京オートサロン2025】トヨタがニュルブルクリンク北コースに復帰！　トヨタガズーレーシングが2025年のレースカーを展示！

2025年1月11日

東京オートサロン2025にトヨタガズーレーシングが登場。トヨタがニュルブルクリンク北コースに復帰。2025年のレースカーを展示した。

ニュルブルクリンクは日本でもカルト的な人気を誇っている。トヨタガズーレーシング（TGR）は、2025年の東京オートサロンで「ニュルブルクリンクでの車両開発」をテーマにしたラインナップを発表している。

1月10日から12日まで、トヨタのレーシング部門は、モータースポーツと公道用車両開発の密接なつながりを示すモデル、パーツ、コンセプトを展示している。展示のハイライトは次の通りだ。

トヨタは6年間のブランクを経て、耐久レースシリーズであるニュルブルクリンク（NLS）に復帰し、GRヤリスの24時間レース仕様車とルーキーレーシングチームで、「緑の地獄」と呼ばれる北コース、「ノルトシュライフェ」でおこなわれる、ニュルブルクリンクの24時間レースにも復帰する。

新型のオートマチックトランスミッション（Direct Automatic Transmission）を搭載したレースカーは、2024年に世界各地のサーキットで既に開発されている。

もう一つの主役は、日本のスーパー耐久シリーズで使用される予定の2リッターターボミッドシップエンジン搭載の「GRヤリスMコンセプト」だ。極限のレース条件下で車両を完成させ、信頼性を高めることを目的としている。

「GRヤリスエアロパッケージ」は、プロのレーシングドライバーと共同開発した専用エアロパーツを装着したコンセプトカーだ。可変式リアウィング（角度調整可能）や、「GRヤリス」のRCバージョンで既にメーカーオプションとして設定されている縦型ハンドブレーキなどが特徴だ。

トヨタは「GRヘリテージパーツ」という取り組みで、ノスタルジーに期待をかけている。「スープラ」や「AE86」などの「廃盤となった部品」が再販され、愛好家たちがクラシックカーを維持できるようになる。

「GR86」のオーナー向けに、トヨタは2025年春からマニュアルおよびオートマチックトランスミッションの性能アップグレードを提供する。スロットルレスポンスの向上と回転域の拡大により、よりスポーティなドライビング体験を実現する。

結論：
2025年の東京オートサロンで、TGR（トヨタガズーレーシング）はモータースポーツと顧客重視が両立することを示した。「GRヤリス」などのハイテクモデルからクラシックカーの新バージョンまで、トヨタは自動車の魅力を体現している。

Text: Bianca Garloff
Photo: Toyota

【速報！東京オートサロン2025】トヨタがニュルブルクリンク北コースに復帰！ トヨタ ガズー レーシングが2025年のレースカーを展示！