【世界に変態はいる(笑)】え?このクルマですか?マスタングとダッジ ラム ピックアップを合体させたものですが何か?
2025年1月12日
ラムス(Rammus):気まぐれな特注車。マスタングとラムが合体するとこうなる。「Rammus」を知らない?無理もない「Rammus」など実在しない!このフォード マスタングとラムのクロスオーバーピックアップの合体車は特注車である!
現存する車の中でも最も奇妙かつ珍妙な車の一つだ。「Rammus(ラムス)」は、6代目「フォード マスタング」のコンバーチブルと「ダッジ ラム ピックアップ」で構成されている。巨大なサイズでありながら、1920年代や1930年代の車を彷彿とさせるのは、幅の狭い巨大なホワイトウォールタイヤとフロントドア前のスタイリッシュなスペアホイールが主な要因だ。
写真家のラリー チェン氏は、Instagramにこのモンスターの動画を投稿した。これはアブダビの支配者一族の一員であるシェイク ハマド ビン ハマド アル ナヒヤン氏のためにカスタムメイドされたものだ。簡単に説明すると、「ラム」のシャシーに「マスタング」を載せ、スカートやシルなどを取り付けたということだ。
全体を視覚的に調和させるため、「マスタング」のボンネットは極端に長く引き伸ばされている。あまりにも長いので、ボンネットの上に温室がもうひとつ載せられてもおかしくないほどだ。
長いボンネットの下にはV8エンジンが搭載されており、エンジンを収めるスペースは十分すぎるほどある。というのも、搭載されているエンジンは6.4リッターのHemi(ヘミエンジン)V8で、特にコンパクトなエンジンではないからだ。ギアチェンジはオートマチックトランスミッションが担当している。しかし、エンジンルームが特大サイズであるため、まだ多くの空きスペースが残っている。
「マスタング」のインテリアはほとんど変わっていない。ただ、2つの点が際立っている。ステアリングホイールはピックアップトラックから流用されたように見えるし、センターコンソールは全体像にうまく溶け込んでいない。オートマチックトランスミッションはステアリングコラムのレバーで操作するため、イグニッションロックとライトスイッチはここに配置されている。しかし、「マスタング」のインテリアへの統合は、2つのボディの融合ほど成功しているとは言えない。(笑)
Text: Katharina Berndt
Photo: Instagram / larry_chen_foto