【はいアウトー!】スピード違反で捕まったロールス・ロイス ゴーストの中から見つかったのは?飲酒運転、大量の麻薬、そして子猿・・・???
2025年1月23日
アルコール、薬物、そしてサル(?)。警察の検査で見つかった興味深い品々。この警察の検査は、映画『ハングオーバー』シリーズの1つから出てきたかのようである。その場面にはロールス・ロイス、飲酒運転、薬物、そしてサル。
米国カリフォルニア州の警察にとって、2024年はまったく奇妙なチェックで幕を閉じた。12月30日、ハイウェイパトロール隊の警官がスピード違反で「ロールス・ロイス ゴースト」を停車させた。
検査中に、運転手が酔っていることが判明した。これも警察の日常業務の一部かもしれないが、ここから先は突拍子もない展開となる。捜査された「ロールス・ロイス(価格:約32万3,000ユーロ=約5,300万円から)の中からは、大量の麻薬が見つかったのだ。
警察官たちはかなりの量のマリファナを押収した。それほど大量であったため、警察官たちは、これは個人使用ではなく販売目的であったと推測した。
車内からは赤ちゃん猿が発見された
運転手の高級セダンには、人間以外の乗客がいた・・・。警察は車内に赤ちゃん猿を発見した。生後1か月も経っていないマーモセットである。カリフォルニア州では、マーモセットをペットとして飼うことは違法である。さらに、マーモセットは最も絶滅の危機に瀕している霊長類の1つである。
その赤ちゃん猿は「オークランド動物園」に運ばれ、ロールス・ロイスよりも良いケアを受けることだろう。運転手は結局、刑務所行きとなった。容疑は多岐にわたる。外来動物の所有、販売目的の大麻の所持、飲酒運転などだ。
この取締りの結果は2024年でも最も興味深いもののひとつとなるだろう。他にも、マペットが現れたり、103歳の交通違反者が捕まったりした。
Text: Kim-Sarah Biehl
Photo: CHP – Madera