【新車情報】 新型ルノー ルーテシア発売
2020年10月16日
コンパクトカーの枠を超えた革新と進化
ルノー・ジャポンは、1990 年の登場以来、常に欧州コンパクトカーをリードし続けてきたルノー ルーテシアが第5世代にフルモデルチェンジし、インテリア・エクステリアデザイン、プラットフォーム、 パワートレーンの全てが刷新され、クラストップレベルの先進運転支援システムを備えた、新型ルノー ルーテシアを、11 月 6 日(金)から販売する。
あわせて、新型ルノー ルーテシアの発売を記念し、ルノー・サービスプランを提供するキャンペーンを実施する。
コンパクトカーの先駆者として、この クラスに革新をもたらしてきた、ルノー ルーテシアは、1990 年に登場して以来、初代から第 4 世代までのシリーズ累計で、1,500万台を販売し、これまでに2度、欧州カー・オブ・ザ・イヤーを獲得している。
フルモデルチェンジし、第5世代となった新型ルノー ルーテシアは、コンパクトカーの枠を超え、すべての面で劇的な進化を遂げている。先代モデルで好評を得た「LOVE」をテーマとする官能的なエクステリアデザインをベースに、 精密さやダイナミズムをもたらす直線や、精緻に作り込まれたディテールによって「革新」されたエクステリア。
人間工学に基づき、広く、機能的で、高い知覚品質により「革命」と言えるほど進化 したインテリア。
ルノー・日産・三菱のアライアンスによって新開発された、モジュラープラットフォーム 「CMF-Bプラットフォーム」の初採用。上位クラスモデルのエンジンに匹敵する高出力 1.3リッター直噴ターボエンジンと電子制御7速AT(7EDC)による、スムーズで余裕のある走り。クラス最高レベル の先進運転支援システムの採用。
新型ルノー ルーテシアは、全てが新しくなっている。
新型ルノー ルーテシアは、装備の違いにより、ゼン(受注生産)、インテンス、インテンス テックパックの、3グレードが設定されている。
ゼンにはブラックダッシュボード、インテンスとインテンス テックパックには、ボディカラーに応じてブラック、ライトグレー、ライトグレー レッドインサートの3種類のダッシュボードが組み合わされている。
車種名 | メーカー希望小売価格(税込み) |
ルノー ルーテシア ゼン(受注生産) | ¥2,369,000 |
ルノー ルーテシア インテンス | ¥2,569,000 |
ルノー ルーテシア インテンス テックパック | ¥2,769,000 |
ボディカラー: ルージュ フラム M オランジュ バレンシア M ブルー セラドン M ブラン グラシエ ブルー アイロン M ノワール エトワール M
※M:メタリック メタリックは 44,000 円高(税込)
※グレードにより、設定されるボディカラーは異なる。
デザインの「進化と革命」
新型ルノー ルーテシアのボディラインは、より洗練され、ルノーモデルに共通の特徴的なフロントマスクが与えられている。一方、ひとつとして先代モデルと同じパーツが使われていないにもかかわらず、ひと目でルノー ルーテシアであることがわかる精緻に作り込まれたエクステリアは、まさに「進化」を遂げている。
全てが見直され再設計されたインテリアは、「革命」的ともいえるほど大きな進化を遂げている。大幅に向上した知覚品質と搭載される先進技術は、上位クラスのモデルを指標としている。デジタル技術を採り入れ、人間工学に基づいてドライバーを中心に設計された運転席周りは、スマートコクピットと名付けられた。
モダンで表現力豊かなエクステリアデザイン
新型ルノー ルーテシアは、曲線のみでデザインされた先代モデルの官能的でダイナミックなフォルムを継承しながら、新たに直線を効果的に取り入れることで、精密さやダイナミズム、スポーティさを表現している。
ボンネットには、彫刻を思わせる直線のプレスラインが入れられ、たくましさを感じさせる。グリルはより大きくなり、ダイナミックで力強い印象を与えている。
フロントバンパー両端に装備されたエアディフレクターによって空気抵抗を抑え、燃費を向上させている。
また、フロントフェンダーからフロントドアにまたがる直線のプレスライン、直線のクロームドアプロテクションによって官能性に力強さが加わっている。
リアゲートとバンパーを一体化させる設計は、頑丈さを印象付けると共に、知覚品質を高めている。
新型ルノー ルーテシアのヘッドライトは 100%LED化され、ルノーモデルを象徴するCシェイプのデイタイムランプが装備されている。ヘッドライトユニットには、「目」を思わせるふたつの光体と、「まつ毛」を思わせる立体的なストライプが組み込まれている。これらは、ヘッドライトカバーのダイヤモンドのモチーフと 相まって、新型ルノー ルーテシアにより豊かな表情と上品さを与えている。ヘッドライトと同様に、表情豊かなリアライトにも、ボディの幅広さとシャープな印象を与えるCシェイプのライトが装備されている。
新型ルノー ルーテシアがインテリアに革命を起こす
新型ルノー ルーテシアのインテリアは、革命とも呼べる進化を遂げている。
コンパクトカーの枠を超えた知覚品質と、スマートコクピットと呼ばれるドライバーを中心に考えられた運転席(コクピット)の人間工学に基づくデザインは、インテリアデザインチームの最優先事項だった。
波のような曲線と水平基調の造形を取り入れたダッシュボードは、広く見通しの良い印象を与える。コクピット周りは、人間工学に基づきドライバー側に向けて傾けてあり、センターコンソールもドライバーの手が届きやすいよう高い位置に設置され、より運転に集中できる環境を作り出している。それでいながら、窮屈な印象は一切ない。
ダッシュボード、ドアパネル、そしてセンターコンソールの側面まで、乗員が手を触れるところには、高品質なソフト素材を配している(インテンス、インテンス テックパック)。レザーステアリングは、ルノー ルーテシアⅣに比べて小さなエアバッグシステムを採用したことで、センターパッド部を小型化し、メーター類の視認性を高めている。ステアリングのスポーク上には、運転支援システムやインフォテインメント機能の音声入力が操作できるスイッチが分かりやすく配置され、ドライバーは前方から目を離すことなく、運転支援システムの切り替えや、7インチデジタルインストゥルメントパネルの画面切り替え、ハンズフリー通話へのアクセスが可能となっている。
ステアリングホイールはマットクロームフィニッシャーで装飾され、ステアリングヒーターを内蔵している。また、よりスポーティなマニュアルでのギアチェンジが楽しめるパドルシフトも装備している。
形状が見直されたフロントシートは、座面長を長く取り、包み込むような形状でサポート性を向上させている。工夫されたシートバックの形状によって、後席の乗員の膝回りのスペースにゆとりが生まれた。革新的な薄型形状のヘッドレストにより、後席からの視認性を高めている。
新型ルノー ルーテシアには、従来のアナログディスプレイに代えて、7インチデジタルインストゥルメントパネルが採用されている。エンジン回転数、速度をデジタルディスプレイで表示し、ルノー・マルチセンス (インテンス、インテンス テックパック)と連動して、選択した運転モードに応じたイルミネーションカラーを反映する。この 7インチデジタルインストゥルメントパネルは、視認性が高く、豊富な情報をシンプルかつ直感的に表示することを可能にしている。
CMF-Bプラットフォーム: 新設計の軽量・高剛性シャシー
新型ルノー ルーテシアは、ルノー・日産・三菱のアライアンスにより新設計されたモジュラープラットフォー ムのCMF-B プラットフォームを初めて採用したモデルだ。この最新プラットフォームは、先代モデルのプラットフォームより約 50kg 軽量化しながら、高い剛性を持ち、高出力パワーユニットを受け止め、しなやかなサスペンションの動きやハンドリングの正確さを引き出すようになっている。
また、様々な路面での静粛性やエンジンルームの遮音性、万一の場合の安全性、ボディ下面を覆うパネルによる空気抵抗の軽減など、新型ルノー ルーテシアの高い基本性能を支えている。
先代モデルに比べコンパクトになったボディサイズによって空気抵抗が低減し、重量も軽くなり、燃費向上に貢献している。一方で、ボディサイズはコンパクトになったものの、先代モデルより広い室内空間を実現している。
上位クラスに匹敵するパワートレーンを搭載
新型ルノー ルーテシアに搭載される、新開発の1.3リッター直噴ターボエンジンは、ルノー・日産・三菱のアライアンスにより開発されたパワーユニットだ。
最高出力131ps@5,000rpm、最大トルク240Nm@1,600rpmを発揮する。
組み合わされるトランスミッションは、パドルシフトを備えた電子制御7速ATだ。
この新世代のパワフルで高効率なエンジンは、ボディが大きく重い上位クラスのモデルに搭載されるエンジンに匹敵する性能を発揮し、市街地から高速道路まであらゆるシーンで、爽快で余裕のある、質の高い走りをもたらす。その一方で、WLTC モードで17.0km/ℓと、低燃費も実現している。
湿式デュアルクラッチを備えた電子制御7速ATは、先代モデルの6段から、新たに 7段に多段化され、運転をよりシームレスで快適にすると同時に、燃料消費とCO2 排出量を削減する。
先進且つ最高レベルの運転支援システム
ルノー イージー ドライブ:先進の運転・駐車支援システム
新型ルノー ルーテシアは、多彩な先進運転支援システムを備えている。
● ハイウェイ&トラフィックジャムアシスト(インテンス テックパック)
ハイウェイ&トラフィックジャムアシストは、高速道路や自動車専用道路などを走行する際に、アダプティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)とレーンセンタリングアシストを組み合わせ、運転をサポートするシステム。車線、速度、他車との間隔をチェックし、長距離の高速走行や渋滞時に、ドライバーの疲労を低減する。
● アダプティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)
高速道路などを走行する際、車両の速度を制御し、車両を車線の中央に保ちながら、前方の車両との安全な車間距離を維持する。フロントガラス中央上部のカメラとフロントバンパー内のレーダーが、同一車線を走る先行車を感知し、ドライバーが設定した速度と車間距離に基づき加速・減速する。先行車が停止したときは自車も減速、あるいは停止し、先行車が3 秒以内に発進すると自車も自動的に再発進する(ストップ&ゴー機能)。
● レーンセンタリングアシスト(車線中央維持支援/インテンス テックパック)
フロントガラス中央上部のカメラが道路上の白線や黄線を感知して、走行車線の中央を走るようにハンドル操作を支援するシステム。アダプティブクルーズコントロールとともに作動し、先行車がいる場合は約0~160km/hで、先行車がいない場合は約 60~160kmで作動する。
● 360°カメラ(インテンス テックパック)
フロントバンパー、両側ドアミラー、リアゲートに取り付けられた4つのカメラが、車両の周囲の状況を 撮影し、真上から見下ろしたような俯瞰映像を合成し、7インチマルチメディアイージーリンクのタッチスクリーンに表示する。システム作動時には、この俯瞰映像とともに、前進時には前方の映像を、後退時には後方の映像をタッチスクリーンに2画面表示し、車庫入れや縦列駐車などの際には、自車と周囲の状況をひと目で確認することができるようになっている。
● オートハイ/ロービーム(インテンス、インテンス テックパック)
約40km/h 以上で、ハイビームで走行中に、フロントガラス中央上部のカメラが対向車のヘッドライトを感知したり、先行車に近づいたりすると、自動的にロービームに切り替わる。
● パーキングセンサー(フロント、リア)
駐車時に、前後のバンパーに備えた超音波センサーが周囲に障害物を感知すると、アラーム音と画面 表示でドライバーに知らせる。
先進の予防安全技術
道路上の車両や障害物、歩行者、自転車をレーダーとカメラで感知し、ドライバーの衝突回避行動をサポートし、衝突被害を軽減する。
● アクティブエマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)歩行者・自転車検知機能付
アクティブエマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)は、フロントガラス中央上部のカメラとフロントバンパー内のレーダーセンサーが、前方の車両や障害物、歩行者や自転車に衝突する可能性を感知し、アラーム音や表示灯によりドライバーに警告を行う。さらに衝突の危険が高まると、ドライバー のブレーキ操作をサポートし、衝突時の被害や衝撃の軽減を図る。
● ブラインドスポットワーニング(後側方車両検知警報)
リアバンパー内のレーダーセンサーが、左右後方の死角に入った車両を感知すると、隣接車側の ドアミラー内に表示灯を点灯・点滅させ、ドライバーに注意を促す。
● レーンデパーチャーワーニング(車線逸脱警報)
フロントガラス中央上部のカメラで、道路上の白線や黄線を検知し、車線をはみ出しそうになった場合に、ステアリングの振動でドライバーに注意を促す(約 70 ~ 180km/hでの走行時に機能)。
● トラフィックサインレコグニション(交通標識認識)
フロントガラス中央上部のカメラで認識した制限速度、追い越し禁止の交通標識を、7 インチデジタルインストゥルメントパネル内に表示する。
● セーフティディスタンスワーニング(前方車間距離警報)
フロントガラス中央上部のカメラと、フロントバンパー内のレーダーセンサーが、前方を走行する車両との相対速度差を感知し、適切な車間距離を保つように、7インチデジタルインストゥルメントパネルに、シンボルや車両のアイコンを表示し、注意を促す(約30~200km/hでの走行時に機能)。
Text & Photo: ルノー・ジャポン