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【このエリーゼなんぼ?】ロータスらしい軽量+俊敏なサスペンション+ミッドシップの「ロータス エリーゼ クラブレーサー」販売中!

2024年12月22日

ロータス エリーゼ クラブレーサー(Lotus Elise Club Racer):軽量、俊敏なサスペンション、ミッドシップエンジン。ロータス エリーゼの魅力は、まさにこれに尽きる。現在、中古車が32,999ユーロ(約530万円)で販売中だ。

英国ほど多くの種類のロードスターを公道に送り出している国はない。そしてこの「ロータス エリーゼ クラブレーサー」は、英国のロードスター哲学を体現し、英国のドライビングスタイルに合わせて作られた一台だ。

この中古の「ロータス エリーゼ クラブレーサー」は、ベルリンにあるディーラーが提供している。公式には「アーデントレッド」と呼ばれる鮮やかな赤色の2シーターは、2011年10月に初めて登録され、現在までの2人のオーナーの下で、合計16万9,000kmを走行している。つまり、このロードスターは、ロータスがマレーシアのプロトン社に所有されていた時代(1996年から2012年1月)に製造されたものだ。

ロータス エリーゼ クラブレーサーに搭載されたトヨタエンジン

ロータス車にトヨタエンジンが搭載されたのもこの時期からである。当時、最も手頃な価格のモデルであった「エリーゼCR(クラブレーサー)」には、排気量1,598cc、出力136馬力の4気筒直列ガソリンエンジンが搭載されていた。6速トランスミッションはマニュアル操作である。

スポーツカーのイメージにふさわしく、この「ロータス エリーゼ クラブレーサー」はスポーツサスペンションで道路を走る。また、このロードスターには、スポーツシートが装備されている。

事故歴なしの中古車

説明によれば、この「ロータス エリーゼ クラブレーサー」は事故歴がなく、整備記録も完備している。売り手は、この車について「見た目も良く、ほぼ新車のように走る」と書いている。走行距離は多いものの、このエリーゼの状態は機関的にも視覚的にも非常に良好であると言われている。

この中古のロータス エリーゼ クラブレーサーに搭載されたトヨタエンジンは、136馬力のパワーを発揮する。

ただし、フロント部分は再塗装されており、ボンネットには新しいロゴが取り付けられている。これは、飛び石による損傷を補修したためだ。この車には、新しいフロントガラス、整備、新しいブレーキも取り付けられている。

快適装備をざっと見ただけでも、ロードスターが質素であることが分かる。快適装備としてリストアップされているのは「電動ウィンドウ」のみだ。

まあ、この中古の「ロータス エリーゼ クラブレーサー」には、もう少し装備がある。例えば、DAB-CDラジオ付きサウンドシステムやアルカンターラ素材の内装カバーなども装備されている。

さらに、このロータスにはABS、ESP、トラクションコントロール、運転席と助手席のエアバッグ、LEDヘッドライト(デイタイムランニングライト付き)も装備されている。販売価格の32,999ユーロ(約530万円)は決して安いとは言えないが、「ロータス エリーゼ」のファンには、悩ましい1台だと言えよう。

※ご参考までに:日本市場では約400万円~660万円で中古モデルが販売されている。

Text: Thomas Arndt
Photo: baseline cars GmbH