アプリ売りのオジさん彷徨記 Vol.41 「Nicole BPS編」Part1
2024年12月15日
皆さんお久しぶりです。夏以降は仕事に忙殺されて、中々こちらに手をつけられませんでしたが、面白い情報が入ったこともあり、久しぶりにNicole BPS(BMW Premium Selection)横浜港北へお邪魔しました。
久しぶりの訪問でお宝発見
IKEA港北前の交差点を西に曲がれば、あっという間にお店に到着ですから、首都圏や神奈川県内どこからもアクセスが良いのが特徴。この辺りは、第三京浜から東名高速に抜ける路線ができたこともあり、かなり景色も道路も変わっていましたが、時間帯によって渋滞しやすいのは変わらずでした。
今回はお仕事の話しもありましたが、お目当てのお宝は「AlpinaロードスターV8」。元となるZ8でさえ滅多に見かけることが無いのに、そのアルピナ版なので、これはレアを通り越してお宝と言わざるを得ないでしょう。
こちらの責任者「池田店長」に、ちょっとお話しを聞いてみました。「このロードスターV8は、当社のお客様が長年所有されていたクルマで、乗る機会もなくなったということで買取し、これから手をかけて仕上げる1台です。私の知る限りアルピナ版ロードスターは当時、十数台程度しか輸入していないはず。レストアに時間も手間もかかりますが、これから納得のいく1台に仕上げますよ」とのこと。仕上がってから、外も中もじっくり拝んでみたいですね。
555台の希少な限定生産モデル
こちらがお宝の「アルピナ ロードスターV8」。ブルーのボディーカラーにベージュの差し色が映える1台。世界限定555台のうち日本国内に現存するのは十数台とのことなので、スーパーカーブランドの限定車並みでしょう。アメリカ市場向けに製造された「ロードスターV8」(アメリカに450台が渡った!)はATなので、乗り手を選ばないのは、朗報の方もいらっしゃるはず。
国内では暴力的なパワーを使いきれないだろうから、秋から冬のあいだは海岸線を流したり、春以降は街中でも山間でも余裕たっぷりに走る。というか、目を吊り上げてオラオラ系で走り回るより、ダンディーにゆったり走るのが似合いそう。
純正のハードトップも良好なコンディションを保っているから、夏のあいだ街中で乗るのであれば、ハードトップを装着してエアコンを効かせて乗るのもありですね。(画像で物足りない方は動画をどうぞ)
Isetta Barでくつろぐ
ショールームに目を移しましょう。ご覧の様に、道沿いのウィンドー前に4台並べる余裕がある広いショールームには、最新CIの一部「Isetta Bar」も備わっていて、美味しいコーヒーを飲めるのは嬉しいサービス。
個室も2つあってプライベートな商談も可能だろうし、テーブルも6セット用意されているので、相当な数のお客さんが来店しても、十分なスペースが確保されています。セールススタッフも、ベテランから若手まで12名在籍しているとのことなので、いろいろ相談しながら安心してクルマ選びができる環境ですね。
首都圏でBMWやMINI、またはALPINAを物色中の皆さん、夜な夜なネット検索して悶々とするだけでなく、気軽にこういった大規模店舗を訪ねてみては如何でしょう。中古車は一物一価と言われるので、モデルや色に価格だけでなく、その車にしか付いていないオプションやアクセサリーなど、その目で確かめることをお薦めします。そういう点では展示台数が多いお店は選択肢が多いし、Nicole BPSでは基本的に、自社の下取りや社用車のみを販売しているので、整備も含めてクルマの素性が分かるのも安心材料の一つですね。
Nicole BPSショールーム
お問い合わせは下記から。
Nicole BMW Premium Selection 横浜港北
神奈川県横浜市都筑区東方町279
TEL: 045-472-2600
https://nicole.bmw.jp/ja/bps_yokohamakohoku
Text&Photo/Movie:ナカタ ヒロユキ
【筆者の紹介】
ナカタ ヒロユキ
少年の頃から乗りモノ好きで、輸入車のセールスとしてキャリアをスタートし、インポーターでは法人営業や中古車を含め、様々な営業関係のマーケティングを経験。その後ドイツ系の会社で、業務支援アプリを全国の自動車ディーラーを中心に営業中。ほぼ毎週どこかへ出没するが、時には愛機Buellに跨ったり、料理を楽しんでいる。