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【リーク写真】新型ホンダ シビック 11代目シビックはどう変わるのか 最新情報

2020年10月3日

ホンダ シビック(2021): リーク、デザイン、変更点

次期型ホンダ シビックがリークされた。ついにそのスポーティな外観を失う? スポーツ的な要素を失うのか? シビックファンにとっては非常に気になる。「civicx1.com」には、新型ホンダ シビックのリーク写真が、より現実に適応したボディデザインを示す特許図面として登場している。新着情報。

新型ホンダ シビックは2021年春に発表される予定

現在、civicx1.comには、11代目となるコンパクトモデルを示すパテントドローイング(特許図面)が、リークされている。
現行モデルと比較すると、新しいモデルは、はるかにおとなしいものになっているようだ。
ボンネットのギザギザは少なくなり、先代モデルの上下のグリルを囲んでヘッドライトの上まで達していた幅広の黒い帯は、どうやら取り除かれたようだ。
その代わりに、ライトは長くなり、フロントの奥まで届いている。

デイタイムランニングライトのLEDバンドは下部ではなく、ロービームの上に配置された。
狭いグリルの下には、新デザインのエプロンが見え、中央の台形のエアインテークが10代目よりもさらに上に伸びている。
本物のサイドエアインテークの代わりに、サイドには黒っぽい装飾が施されているようだ。

どうやら標準装備のウィングはないようだ

シビックの基本的な形状は踏襲されているようだが、リアエンドもスポーティなデザインのファンを失望させそうだ。またルーフエッジスポイラー、リアウイング、印象的なギザギザのエプロンは省略されているようにも見える。
ドアからサイドウィンドウへの移行は、先代モデルではわずかに上向きのラインを示していたが、新型ではこの部分がまっすぐになっているようだ。
全体として、ホンダは新型シビックをおとなしい感じにしたように見える。
おそらく、もっと目立たない車に乗りたいという人を含めてより多くの顧客にもアピールする意向なのではないだろうか。
スポーツルックのファンは、伝統的に、よりパワフルで過激なシビック タイプRの登場に期待するしかない、ようだ。
あるいは、今のうちに過激なタイプRを手に入れて置くべきだろう。

F1からの撤退が(こんな時期に)発表されてしまったホンダだが、シビックといえばその昔は根幹車種も根幹車種、これがなくっちゃはじまらないような車種だった。
それが今やホンダといえば、国内市場ではフィットかN-BOXがメインとも思われる現状で、シビックといえば注目を浴びるのはタイプRだけ、といった状況になって久しい。そのタイプRでさえもイギリス工場が閉鎖されることが決まっているため、もう最後のロットが争奪戦というのが現状である。
次のシビックのリークされたデザインを見る限り、うーん、こりゃあ日本では難しいなぁ、という形のクルマだった。
本当に正直なところ、インサイトのようなアウディA5のようなコロナ リフトバックのような5ドアハッチバックで、この形状のクルマは、日本で一番受け入れが難しいタイプの自動車でもある。
世界的にみれば、このタイプの自動車の需要もまだまだあるのかもしれないが、それでも世の中はSUV全盛の時代だ。
ホンダだってそんなこと重々承知しているだろうから、このシビックのクロスオーバーなども考えているのかもしれないが、このままではなかなか販売が苦戦するのではないだろうか。
そして一番残念なのは、先日発売開始になった、ホンダeのような、新しいホンダ感のような部分が(このスクープを見る限り)皆無なところである。
そこが一番残念でならない。

Text: Katharina Berndt
加筆:大林晃平