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【このポルトフィーノなんぼ?】マラネロ製600馬力V8オープンカー「フェラーリ ポルトフィーノ」販売中!値段?安いですよー!(ウソ・・・)

2024年11月6日

フェラーリ ポルトフィーノ(Ferrari Portofino):レッドのフェラーリ ロードスター販売中。エントリーレベルのモデル、と聞くと安っぽい感じがするが、さて。だが、この中古のフェラーリ ポルトフィーノは、なんと18万9,500ユーロ(約3,140万円)もするそうだ。オファーに関するすべての情報!

ノルトライン=ヴェストファーレン州ネッテタール(デュッセルドルフの西約60km)のディーラーが現在、顧客の代理として、オンラインマーケットプレイス「eBay」で「フェラーリ ポルトフィーノ」を販売している。クラシックなフェラーリレッド(ロッソコルサ)にブラックルーフを組み合わせたスタイリッシュなコンバーチブルは、それでも18万9,500ユーロ(約3,140万円)の価格が付けられている。もし購入を希望するなら・・・

複数台所有するオーナーの元にあるフェラーリ ポルトフィーノ。状態は良さそうだ。

購入できる余裕があるといえば、このオファーの説明によると、このフェラーリは、「ロールス・ロイス」、「メルセデスAMG G 63」、「メルセデスAMG E 63 S」と並んで、オーナーにとって4台目の車であることが明らかになっている。

売り手が広告で「ポルトフィーノはこれまで、天気の良い夏の間しか運転されておらず、サーキットではまだ一度も走らせていない」と保証しているのは当然のことだろう。

フェラーリ ポルトフィーノのコックピットは、フルレザーインテリア、大型タコメーター、中央タッチスクリーンを特徴としている。

もちろんサーキットでポルトフィーノを堪能することが可能だ。なぜなら、「レースマネタティーノ」という美しい名前のステアリングホイール上のロータリースイッチがあるからだ。これにより、ABS、ESP、アクセルペダルの特性、ギアボックスの速度、ショックアブソーバーの硬さを調整し、快適性を重視したカブリオレを本物のレーシングカーのような走りに変えることができる。

さらに、2018年春からフェラーリの世界へのエントリーモデルとして提供されている「ポルトフィーノ」には、いわゆるマグナライドが搭載されている。これは主にスポーツカーで使用される特殊な液体が充填されたショックアブソーバーだ。これにより、それぞれの道路状況に応じて必要な減衰力を素早く適応させることができる。

パワーソースは最高出力約600馬力の3.9リッターV8エンジンだ。

「フェラーリ ポルトフィーノ」には、パフォーマンスABSとエレクトロニックスタビリティ・プログラムが搭載されている。その他の機能としては、2ゾーンクライメートコントロールシステム、LEDヘッドライト、電動調整式レザーシート、ナビゲーションシステム、Bluetoothインターフェース、USBポート、バックカメラなどがある。

「フェラーリ ポルトフィーノ」は「フェラーリ カリフォルニア」の進化形だ。

Text: Thomas Arndt
Photo: janssenclassics / eBay