【画期的ニューテクノロジー】ブリヂストンはアウディと共同でe-tron GT用の超高性能タイヤを開発 BS製初の55%リサイクル素材を使用!
2024年10月28日
アウディe-tron GT用スーパータイヤ「ブリヂストン ポテンザ スポーツA(Bridgestone Potenza Sport A)」:ブリヂストン(Bridgestone)とアウディ(Audi)は、e-tron GT用に特別な高性能タイヤを共同開発している。
「アウディe-tron GT」用ニュータイヤ: ブリヂストンはアウディと共同で、インゴルシュタットの電気自動車「e-tron GT」ファミリー用の特別な超高性能タイヤを開発した。
ブリヂストン ポテンザ スポーツAは、性能、安全性、持続可能性の面で新たな基準を打ち立てることを目指して設計されており、「アウディe-tron GT」の「S」および「RS」モデルの要件に合わせて特別に開発されている。
ブリヂストン ポテンザ スポーツA:最高のパフォーマンスと持続可能性
ポテンザ スポーツAは、ブリヂストンの量産タイヤとして初めて、55%のリサイクル素材と再生可能素材を使用している。ブリヂストンが独自に開発した環境にやさしい素材とエンライトン(ENLITEN)テクノロジーを採用することで、このタイヤはエネルギー効率を向上させ、バッテリー駆動距離を延ばすことができるようになっている。これは、「アウディe-tron GT」のような電気自動車にとって重要な要素だ。
ブリヂストン ポテンザ スポーツAのようなタイヤで、アウディe-tron GTのような非常にパワフルな車両でも、より持続可能なモビリティを実現できることを誇りに思います。
ブリヂストン ノースヨーロッパ副社長 クリスチャン ミュールハイマー
アウディe-tron GT専用に開発
「RS e-tron GT」は、925馬力という圧倒的なパワーを発揮する。タイヤは、構造、トレッドデザイン、カーカス技術の面で、このパワーに完璧にマッチしている。
安全性と持続可能性に対する当社の高い基準を満たしながら、この性能を実現している点が、ブリヂストン ポテンザ スポーツAをアウディe-tron GTに最適なタイヤにしています。
アウディのタイヤ開発エンジニア ロビン シュテットナー
エネルギー効率と安全性の向上
ポテンザ スポーツAの大きな特徴は、エネルギー効率の高さだ。これは、「アウディe-tron GT」のバッテリー走行距離を最大限に伸ばすのに役立つ。このタイヤは、転がり抵抗とウェットグリップ性能において、EUタイヤラベリング制度のA 評価を受けており、最大500kmの航続距離をサポートするだけでなく、高い安全性も確保している。
持続可能性に重点を置いた生産
ポテンザ スポーツAは、イタリア・ローマ近郊にあるブリヂストンの工場で生産されている。この工場は、再生可能エネルギーのみで稼働している。アウディ専用タイヤは、2050年までにタイヤ生産に100%持続可能な素材を使用するというブリヂストンの目標に向けたさらなる一歩となる。
ブリヂストン ポテンザ スポーツAは、フロント用265/35 R21 101XL Y、リヤ用305/30 R21 104XL Yのサイズで発売中だ。
Text: Bianca Garloff
Photo: Audi