【カイエンのミニバン?】Facebookのボス ザッカーバーグがポルシェ カイエンGTターボをミニバンに改造 電動スライドドア付き!
2024年10月23日
ポルシェ カイエン ターボGT by マーク ザッカーバーグ。Facebookのボス、マーク ザッカーバーグが所有するポルシェ カイエン ターボGTが「ミニバン」に改造された。電動スライドドア付きだ!
お金に糸目をつけないのであれば、夢の車を簡単に(あるいは誰かに作ってもらって)手に入れることができる。Facebookの創設者であり、メタCEOでもあるマーク ザッカーバーグが最近再び話題をさらったのは、彼が世界で2番目の大富豪になったからだった。2022年末以来、彼の資産は推定で2,060億米ドル(300兆円超)にまで増加している。そしてこの40歳の男性は、自分へのご褒美として2台の新車を購入した!
ただひとつ問題があった。彼の妻プリシラは、実用的な車、スタイリッシュなミニバンを希望していたのだ。最近オタクのイメージを払拭しようとしており、オーバーサイズのシャツやラムスキンのジャケット、ネックレスを身につけることが多くなっているザッカーバーグがミニバンに乗る?それは彼の新しいファッショナブルなイメージとはまったく合わない。
ウェストコーストカスタムによる改造
このため、このテック界の大富豪は、今も存在する米国のチューニング会社「ウェストコーストカスタム(WCC)」に突拍子もないアイデアを持ちかけた。すでに全盛期を過ぎたとはいえ、この会社は今も健在だ。
結局のところ、「WCC」は常に突飛なアイデアにオープンな姿勢を貫いてきた。落ちぶれた、ありふれた車に水槽やポップコーンマシンを設置する「Pimp my ride」のエピソードは忘れがたい。
しかし、ザッカーバーグ氏が欲しかったのは、水槽でもポップコーンマシンでも偽物の暖炉でもなく、ポルシェの「ミニバン」だった。ポルシェでは、まだこのタイプの車はラインナップしていないため、彼はためらうことなく、その車を、「ポルシェ カイエンGTターボ」をベースに改造、製作させた。彼はその成果を初めて自身のInstagramアカウントで公開した。
電動スライドドア付き
これを行うために、「ポルシェ カイエン ターボGT」を延長し、リヤに電動スライドドアを装備した。厳密に言えば、これはミニバンではないが、少なくとも米国仕様で最高出力660馬力の「ターボGT」は、より広いスペースを提供し、スライドドアを備えることで、少なくともミニバンらしい特徴を備えるようになった。
ザッカーバーグは911GT3ツーリングを運転
意見が分かれる改造である。彼の妻プリシラは、この特別な車を気に入っているようだ。ザッカーバーグはチャコールの「ポルシェ911(992)GT3ツーリング」を自分用に購入した。これは悪くない2台持ちの解決策だ。彼のガレージに他に何があるのかは、ほとんど知られていない。コメント欄では、ガレージツアーを求める声が寄せられているが、それに対してザッカーバーグは、我々はまだその準備ができていないとだけ答えている。そのガレージには、間違いなく新旧多くの車が含まれているだろうから、興味津々だ。
Text: Jan Götze
Photo: Instagram.com/zuck