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【このジュリアなんぼ?】高人気を誇る「アルファロメオ ジュリア」低走行のディーゼルエンジン搭載ジュリアは安い!

2024年10月15日

アルファロメオ ジュリア(Alfa Romeo Giulia):高年式、低走行距離のディーゼルエンジン搭載ジュリアは、新車価格より約2万ユーロ(約330万円)も安く買える。

ジュリアは、紛れもなくアルファロメオブランドのフラッグシップだ

今や伝説となった初代ジュリアは、1959年にデビューした。1970年代半ばに生産中止となったが、2016年に現代的な中型セダンとして復活した。ジュリアは、ドイツではベストセラー車ではないものの、中古車市場ではかなり注目されている。

中古車市場の230台のうち、2020年以降に登録された車は130台に上る。走行距離を2万kmに限定して、若々しく新品同様の車に絞り込むと、75台になった。

多くの装備を備えた4気筒ディーゼル

ジュリアのエンジンには、多くの選択肢がある。ガソリンまたはディーゼルエンジンを搭載した4気筒モデルに加え、高性能なエキゾチックモデルも用意されている。510馬力の「ジュリア クアドリフォリオ」では物足りないという人には、540馬力の「ジュリアGTAms(20万ユーロ=約3,300万円前後)」も2台あった。

高いサイドボルスターのスポーツシートとステアリングホイールに備えられたシックなシフトパドルが、ジュリアにスポーティーな雰囲気を与えている。

ディーゼルモデルの価格は、かなりお手頃である。例えば、デュッセルドルフの「エミル・フレイNRWガレージ」で新しいオーナーを待っている「アルファロメオ ジュリア2.2マルチジェットAT8 Q4」。この最高級ディーゼルモデルは、210馬力とオートマチックトランスミッションを搭載し、2023年2月に初めて登録されたワンオーナー、最近市場に出たばかりの固体だ。車内コンピューターには、走行距離わずか6,304kmと表示されている。

最初のオーナーは、「アルファロメオ ヴェローチェ」の装備レベルを注文した。シックな19インチホイールから、ヒーター付きスポーツシート、ナビゲーションシステムまで、このジュリアは現代の車が持つべきあらゆる機能を備えている。もちろん、エレガントな雰囲気と赤く塗装されたブレーキキャリパーがアルファロメオであることを主張する。

価格面でも、この中古車は申し分ない。もし今日このモデルを新車で購入するとしたら、少なくとも6万ユーロ(約990万円)はするだろう。このほとんど使用されていないジュリアは、1万8,000ユーロ(約297万円)も安い4万1,950ユーロ(約692万円)で販売されている。

Text: Jens Borkum
Photo: Emil Frey NRW-Garage