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【新着情報】速報! 新型ポルシェ911 GT3 RSに関する新情報入手

2020年9月17日

ポルシェ911 GT3 RS(2021): 価格、エンジン、992、馬力

いつの時代もポルシェ911 GT3 RSは最も過激な911であり続ける。ポルシェ911 GT3 RSは、巨大なウイング、500馬力を超える出力、高回転の自然吸気パワーユニットなど、911の最も過激なバージョンであることに変わりはない。新着の第1報をお届けしたい!

Photo: © S. Baldauf / SB-Medien

ポルシェ911 GT3 RSは、最も過激な911だ。
それは4代目の911 GT3 RSでも変わらない。
ポルシェは992世代911にGT3 RSを追加する!

ビジュアル的には先代モデルよりもさらにワイルドに
まずは外観からだが幅広のターボボディとフロントホイールアーチベント(991.1 GT3 RS以来)に加えて、センターダブルパイプエキゾーストシステムを含む、いつも通りの荒々しいリアエンドデザインが想定される。
新型GT3 RSの空力特性はさらにワイルドなものになる。
リアのディフューザーはこれまで以上に簡潔なものになり、新しいリアウイングにはグースネックマウントが装着され、おそらくシリーズ化されるだろう。
全体的には、同じようにシャープなGT3よりも、RSバージョンの方がより過激な印象を与えている。

Photo: © S. Baldauf / SB-Medien

リアに高速ボクサーエンジン

現状のまま、高速自然吸気エンジンは引き継がれ、GT3 RSに備わる。
このことはポルシェファンからは圧倒的な支持と歓迎を受けるだろう。
そしてそのことは、確かにいくつかの課題を研究開発部門に提示する。
そのひとつは、排出ガス関連、そして他方では、先代モデルの性能を上回るという点で。
991.2 GT3 RS はすでに9000 rpm時での最高速度と、排気量の4リッターから 520馬力という出力を誇っているためだ。
新しいGT3 RSのために、開発者はおそらく馬力アップのために戦っているはずだ。
6気筒ボクサーのパフォーマンスをさらに向上させるためには、排気量を増やす必要があるだろう。そして性能の面で終着の目標となるのは、530馬力から550馬力が現実的だろう。

トランスミッションでは、PDK とのことだがGT3 RSの次世代では、8速のPDK(他のすべての現在の911と同様の)はなく、7速のPDKが使用される可能性があると言う。
確実なことは、2021年の後半まで、知ることはできない。
なぜなら、GT3 RSよりも先に、おそらく2021年初頭にGT3が導入されるだろうからだ。
そして2022年の初めには、GT3 RSがディーラーに並ぶはずだ。
価格面ではおそらく妥協のないものになるため、初めて、GT3 RSは20万ユーロ(約2,540万円)の壁を突破する可能性がある。

先日は718のコメントを記したばかりだが、今度は本家本元?の911のGT3 RSに関しての情報である。まあその時も書いたが、このように毎年何らかの高性能バージョンを途切れることなく発表し続け、そこにちょっとした限定モデルも導入するというのがポルシェのビジネスであるからして、この911に追加される GT3 RSも順当な組み合わせ展開の中の一つであろう。
その中でも、これは911の、GT3の、さらにRSだからして、高性能で、辛口で、レーシーな一台になることは約束されたようなものであり、一般人の運転レベルでは速すぎて、速すぎて、目も身体も追いつきません、というレベルの性能の車であろうことは用に想像がつく。
あと、気になるのはミッション(MTか、PDKかとか)がどうなるのだろうといった点や、どれくらいの台数を一年間に生産するのか、といった部分だけであり、車の内容な性能は出る前から保証付きのようなものだ。今回のレポートにも書かれている通り、価格はいろいろなオプションなどを加えていくと3,000万円といったところだろうか?高いといえば高いが、もはや普通の911の価格とか、911ターボの価格で価値観に妙な免疫が出来てしまった身としては、まあそれぐらいするでしょうねえ、という感覚を抱いてしまうのはやはり心のどこかが変に麻痺しているのかもしれない。

Text: Peter R. Fische
加筆:大林晃平