【この911カレラSなんぼ?】日本から帰ってきた18年落ちのポルシェ911カレラS(997)その値段は?
2024年6月19日
ポルシェ911 3.8カレラS(997):18年の時を経て、ポルシェ911(997)は、もはや手の届かない価格ではなくなった。現在、eBayで日本から戻った42,500ユーロ(約722万円)の固体が売りに出されている。
ポルシェ初の水冷「911」、「996」では、いわゆるミラーエッグライトが多くのポルシェファンの楽しみを台無しにした。クラシカルな丸型ヘッドライトにこだわり、2004年に登場した後継モデル「997」は、ファンの心をまっすぐに捉えた。今日、「997」はかつてないほど時代を超越した魅力を放っている。
オンラインマーケットプレイスeBayに出品されているポルシェ 911は、2006年に製造されたものだ。車の所在地はベルクノイシュタット(ノルトラインヴェストファーレン州、ケルンの東約60km)。個人出品者は、「ポルシェ911カレラS」に42,500ユーロ(約722万円)の価格を提示している。
この「911カレラS」は、日本から2022年に輸入されたモデルである。広告によると、ポルシェの状態は「良好」。車両には、テックアート(Techart)製のリアスポイラー、「911ターボ」のリアバンパー、K&W製のスプリングが装着されている。
これまでこの「911」を所有した3人のオーナーは、この黒いスポーツクーペで10万9,000kmを走破した。3.8リッターボクサーエンジンは355馬力を発生。オートマチックギアボックス、オートエアコン、レザーインテリア、サンルーフ、パワーステアリング、キセノンヘッドライトを装備。
ABS、ESP、運転席・助手席エアバッグも装備されている。売り手は広告で、ポルシェは販売前に車検を受けると説明している。
Text: Thomas Arndt
Photo: mlobby / eBay