【お帰りフェラーリ】ゲルハルト ベルガーの「フェラーリF512M」が約30年の時を経て戻ってきた!なんと日本から・・・(絶句)
2024年3月21日
フェラーリの盗難事件が解決。29年前に盗まれた、元F1レーシングドライバー、ゲルハルト ベルガーの「フェラーリF512M」がイギリスの捜査当局によって発見された。グッドニュース!
ロンドンの捜査当局は、オーストリアの元フォーミュラ1レーシングドライバー、ゲルハルト ベルガーが、約30年前に盗まれた貴重なスポーツカーを回収した。ベルガーの「フェラーリF512M」の盗難は1995年4月、イモラサーキットで開催された「サンマリノGP」と同時期にイタリアで起こった。メトロポリタン警察によると、約35万ポンド(約6,650万円)の価値があると推定される車両は月曜日に押収された。
イギリス警察は今年1月、フェラーリからこの件について警告を受けていた。きっかけは、イギリスの不動産業者がアメリカからの買い手にクルマを売る際に行ったチェックだった。そのチェックにより、クルマは盗難届けが出されていた「フェラーリF512M」ことが判明した。
その後、車両をめぐる組織犯罪を扱う警察の専門捜査官が大規模な調査を行った。その結果、フェラーリは盗難後、まもなく日本に運ばれ、2023年後半に英国に渡ったことが判明した。警察はさらなる輸出を防ぐため、車両を没収した。
今のところ逮捕者は出ておらず、捜査はまだ続いている。報道によると、この赤い「フェラーリF512M」のほかに、同時期にイタリアでもう1台のスーパースポーツカーが盗まれたが、こちらはまだ見つかっていないという。
Text: autobild.de
Photo: picture alliance / empics / Metropolitan Police