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アプリ売りのオジさん彷徨記 Vol.30 MINIの大型ワークショップと新型「ALL ERECTRIC MIN」編 Part1

2024年2月13日

今週は、長いお付き合いのクライアント「セブンスター」さんから、新型MINIの展示イベントがあると聞きつけ、MINI西宮テクニカルセンターへやってきました。拝める新型車は、BEVのMINIクーパー3ドアと、クロスオーバーから名称が変わったカントリーマンの2台が、ショールームに展示されていました。

BEVのMINI「ALL-ELECTRIC MINI COOPER」
MINI史上最大の「MINI Countryman」

先ずワークショップを表敬訪問。移転された後は初めてでしたが、スペースが広くて綺麗なワークショップは皆さん働き易そうです。リフトも大幅に数を増やしましたから、今までより倍以上の入庫が可能でしょう。そのあたりをご担当の善積常務にお聞きすると、「今は人手不足が影響していて、テクニシャンの数を揃えるのが大変なんです。ですから、リフトの数だけテクニシャンが揃えば、入庫いただく数は確実に増えるでしょうね。我々も人員確保ために、色々と策を練っていますよ。」と力強いメッセージ。

整備士不足は確かに、新聞にも掲載される話題ですね。世の中人手不足は何処でも目にすることで、出張の多いワタシは飲食店で普通に目にしますし、カーディーラーでいえば外国籍のメカニックが増加傾向なのも事実。そして、器用な人が多いから、重整備など手の速さでは敵わないこともあるそうです。ワタシが耳にしたことがあるのは、戦力になることを確認したディーラーでは、日常会話をさらに上達させるため社で費用負担をし、日本語教室に通わせているとのこと。それがまた、本人たちのモチベーションを上げるでしょうから、ウィンウィンの関係が一丁あがりです。すでに時代は大きく変わり、今までと変わらないサービスを受けるには、多国籍文化を受け入れるべき社会になったということでしょう。

『手術室の様な…』と言われますが、まさしくその表現が当てはまるワークショップ内観

この日は新型展示イベントがあるため、入庫制限を掛けたそうですが、普段はベイが埋まるのが常でしょう。動画でも話していますが、ここのワークショップにも新型のリフトが設置されていて、柱が出っ張っていないため、テクニシャンは動きやすそうですね。昔はワタシも自分でオイル交換くらいはしましたが、幅の狭い支柱を通るのは気を使うし自分の動きも制限されますから、画像の様にスペースが開いているのは便利なこと間違いなしでしょう。

このワークショップの計画が出た際、前述の善積常務にお聞きして驚いたのは、地域性の高い話題でした。それは「宮水」です。地図を見れば一目瞭然、この辺りは昔から酒蔵メーカーがひしめき合うエリアで、「灘のお酒」というフレーズは耳にしているでしょう。六甲山から流れる出る湧き水の通り道を邪魔しなかどうかを調べ、地下まで掘る特殊な検査を通さないと、この手の施設を建設できないとのこと。いやあ、地域特性とは言え、コストも掛かるし大変ですね。

兵庫県内の東は尼崎辺り、西は東灘、北は西宮市全域が守備範囲でしょうから、お乗りのMINIに不調を感じたら、こちらに駆け込むのをお薦めします。CS世界一を取った実績もあるこちら、スタッフの方々が皆さんをお迎えしますよ。

もちろん整備も購入も、MINIのことならなんでもお問い合わせください。
MINI西宮テクニカルセンター:https://www.kobe-higashinada.mini.jp/ja_JP/home.html
〒662-0932兵庫県西宮市泉町1-5
TEL:0798-23-3298

MINI東灘:https://www.kobe-higashinada.mini.jp/ja_JP/home.html
〒658-0052 兵庫県神戸市東灘区住吉東町5-1-1
TEL: 088-624-3211

Text&Photo:ナカタ ヒロユキ

【筆者の紹介】
ナカタ ヒロユキ
少年の頃から乗りモノ好きで、輸入車のセールスとしてキャリアをスタートし、インポーターでは法人営業や中古車を含め、様々な営業関係のマーケティングを経験。その後ドイツ系の会社で、業務支援アプリを全国の自動車ディーラーを中心に営業中。ほぼ毎週どこかへ出没するが、時には愛機Buellに跨ったり、料理を楽しんでいる。