人気の高いプラグインハイブリッド コンパクトSUVの中古車6台チェック!うち2台は日本車
2024年2月6日
プラグインハイブリッドのコンパクトSUVの中古車はどうだ?人気の小型PHEVの中古車SUV6台を中古チェック。ドイツでは補助金制度が終了してPHEVの需給は一気に悪化した。そのため、中古車の供給が増加している。PHEVの中古車は賢い買い物になるのだろうか?
プラグインハイブリッドは現在の環境に対応する非常に賢い解決策であるとメーカーは判断している。というのも、多くの日常的な運転であれば、純電動航続距離は50km程度で十分だからだ。一方、もう少し遠くへ行きたい場合は、追加の内燃エンジンが通常の長距離走行の才能を発揮する。
しかし、プラグインハイブリッドを購入した場合、最大6,750ユーロ(約108万円)の環境ボーナスに加え、社用車の0.5%ルールが特に魅力的だった。これにより、社用車を使用する際の月々のコストが半額になった。誰がどれくらいの頻度で充電するか、あるいはその車が主に内燃機関で運転されているかどうかは関係なかった。
DATグループのプロセスマネージャーであるヘンドリック ペッターは、ドライブテクノロジーは他の理由からも批判的に見るべきだと言う。インタビューの中で、専門家は技術的な特殊性についても言及している。例えば、比較的小型のバッテリーは、クルマの使用状況により耐久性にバラツキが出やすいことを理解する必要があるとしている。
クルマによっては、ただでさえ短い航続距離が半分にしてしまうこともある。したがって、完全な電気自動車と同様に、特にプラグインハイブリッド車については、購入契約前に公認のバッテリーテストを受けることが推奨される。
維持費の高いプラグインハイブリッド車
ペッターによれば、PHEVに限らないが、ハイブリッド車はエンジンを搭載している分維持費も高くなる。ガソリンエンジンやディーゼルエンジンがほとんど音を立てないとしても、エンジンオイルは走行距離に応じて交換する必要がある。
最近の電気自動車の航続距離は、燃料タンクが小さいPHEVの航続距離に近づいてきていることもあり新車のPHEVの値段は今後下がることも考えられるため、購入は待つ価値がある。技術的に複雑なPHEVの需要は不透明だ。それだけに価格のこなれた中古のPHEVはICEを購入するよりはいいかもしれない。
以下のフォトギャラリーで、人気のコンパクトSUVプラグインハイブリッド車6台を詳しく紹介する。
ミニ クーパーSEカントリーマン
メルセデスGLA 250 e
プジョー3008ハイブリッド4
トヨタRAV4プラグインハイブリッド
VWティグアン1.4 eハイブリッド
三菱アウトランダー プラグインハイブリッド
Text: Stefan Novitski