ルノー サンクへのオマージュ「ルノーR5 E-TECH」はルノーで最も手頃な電気自動車となる

ルノーR5 E-TECHエレクトリック（2024）。ルノーR5へのオマージュはルノーで最も手頃な電気自動車となる。ルノー5が電気自動車として生まれ変わる。現在、R5 E-TECHエレクトリックの最初の詳細写真と、航続距離と価格に関する情報が公開された！

「ルノーR5」が電気自動車として復活する – ルノーが2021年1月に「5」というシンプルな名前のショーカーを発表して以来、それは確かなことだ。

外観は、80年代の象徴的なコンパクトカーを現代的な電気自動車として解釈したものだ。今回、最初の詳細画像が公開され、ラインナップ、価格、見本市でのデビューに関する情報が明らかになった！

「R5」スタディの写真がすでに示しているように、生まれ変わったクラシックカーはやや丸みを帯びている。しかし、似ていることは間違いない。ちなみに、この小さなフランス車は2024年2月のジュネーブモーターショーで発表される予定なので、最初の全体的な印象がわかるまでもう少しの我慢だ。

外観：オリジナルR5との相違点と類似点

シルエットを一目見ただけで、電動「R5」がオリジナルよりも角張っていないだけでなく、特にリアの形状がわずかに異なっていることがすぐにわかる。そのラインは、クラシックモデルよりもはるかにソフトで丸みを帯びている。

この小型電気自動車は、全体的にオリジナルより大きくなるが、リアウイングを見ると意識しているのは「R5」よりも「R5ターボ」のようだ。

しかし、リアからフロントに向かうと – 何しろその道はかなり短いのだから – 印象的な角張ったヘッドライトがすぐに目に飛び込んでくる。これはオリジナルの「R5」を強く彷彿させ、フロントエプロンのフォグランプも同様だ。オマージュキャラクターはここにもはっきりと表れている。

ユニークなデザイン

ルノーは興味深い現代的なディテールも考え出した。ボンネットを見ると、ガラス貼りのインジケーターがあることに気づくだろう。

一見すると、これは空気の出入り口だと思うかもしれないが、このエレメントは電気駆動であることを意識させるインジケーターだ。「バッテリー」と大文字で書かれており、この小さなフレンチマンがフル充電されると「5」が表示される。

性能と航続距離：400kmまで可能なはず

R5 E-TECHエレクトリック（正式名称も今回初めて発表された）の全長は3.92メートルで、オリジナルの先代モデルよりやや大きい。後者は全長3.65メートルしかなかった。

もちろん、新型「R5」が純粋な電気自動車であることは、もはや驚きではない。この小さなフランス車には52kWhのバッテリーが搭載され、最大400kmの航続距離が可能になるはずだ。メーカーによると、40kWhのバッテリーを搭載したバリエーションが後に登場する予定だという。

価格： ルノーの新エントリーe-カー

現在のところ、これ以上の情報はない。しかし、52kWhバッテリー搭載の新型ルノー5のおおよその価格は明らかになっている。つまり、この電気自動車は電気自動車の「ゾエ」よりも低い価格であるだけでなく、「トゥインゴEテック」よりも低い価格である！

この低価格は、「ルノー5」がベースとするまったく新しいプラットフォームによるところもある。「CMF-B EV」である。このプラットフォームは、例えば「ルノー ゾエ」のベースよりも大幅に安く生産できるはずだ。

展望: ルノー5には2つの革新が融合する

さらに、ブランド独自のアバターが新型「R5 E-TECH」で初めて採用される。どのような形で登場するかはまだ完全には明らかになっていないが、ルノーのホームページとアプリで第一印象を得ることができる。また、「ルノー5 E-TECH」電気自動車の新機能として、ビークルツーグリッド（V2G）充電技術がある。

ヘッドライト、リアライト、ロゴ、そしてボンネット上のインジケーターが写っている数枚の写真に加えて、イエロー、グリーン、ブルーの3枚の写真も公開された。

Text: Katharina Berndt, Moritz Doka and Kim-Sarah Biehl