【ティザー画像】6月26日発表の新型トヨタC-HR　今回もその大胆なデザインは南仏にあるトヨタのデザイン開発本部で作られた

トヨタC-HR（2023年）。最初のティザー画像で新型トヨタC-HRのシルエットを確認。C-HRプロローグ スタディモデルでは、すでに次期トヨタC-HRを予告していた。そして今回、最初のティザー画像で市販版が発表された！

トヨタがCセグメントの中に新しいクルマのジャンルを計画していることを示す最初のシグナルは、2014年のパリモーターショーだった。「C-HRコンセプト」のスタディモデルから2年足らずで、目立つことを恐れない市販車モデルがデビューした。そして今、新たな挑戦が始まっている。それは、「C-HR」が、後継車種において、いかにしてその存在感を高めるかという点にある。

その答えが「C-HRプロローグ」だ。現行「C-HR」のデザインは、南仏にあるトヨタのデザイン開発本部（ED2）で作られたが、今回、「プロローグ」もここで作られた。今回、トヨタは市販モデルを発表する最初のティザーを公開した。新型C-HRは、2023年6月26日に、正式にその姿を現す予定だ。

ハンマーヘッドシャークをデザインし、カラーアクセントを加えたC-HRプロローグ

さらに、このスタディでは静的なラインを排除し、シャープに描かれた要素と流動的なラインを交互に使用している。すでに新型「トヨタ プリウス」や「bZコンパクトSUVコンセプト」で見られるように、「C-HR」にも先細りのボンネットとC字型のヘッドライトを持つ「ハンマーヘッドシャーク」フロントが採用されている。ただし、市販モデルには、サイドに盛り上がるリアライトはないようだが、連続した光帯の真ん中にイルミネーションのような「C-HR」の文字がある。

「C-HRプロローグ」では、スタイリングに加えて、もうひとつのカラーアクセントが加えられている。ブラックとシルバーに加え、3つ目のコントラストが加えられている。そして、ルーフエッジスポイラー、リアディフューザー、ロアエアインテーク上のバーもイエローに設定されている。

フルハイブリッドに加え、プラグインバージョンも用意される予定

「C-HRプロローグ」のデザインは、SUVのビジュアルの方向性を予感させるものだ。また、「C-HR」はトヨタのCO2ニュートラルへのコミットメントを示すことを意図している。C-SUVというセグメントにおいて、数多くの電動化オプションを提供している： フルハイブリッドに加えて、プラグインバージョンも用意される予定だ。詳細は、6月26日にトヨタが世界に向けて新型「C-HR」を正式に発表する際に明らかにする予定となっている。

Text: Sebastian Friemel
Photo: Toyota