1. ホーム
  2. 動画
  3. 「三菱コルト」が11年ぶりに復活する!全ての情報をお届け!

「三菱コルト」が11年ぶりに復活する!全ての情報をお届け!

2023年6月13日

11年の時を経て、三菱コルトが復活する。今回も、この小さな日本車にフランスからの援助が与えられる。全情報とファーストチェック!

この小さな車、あなたには見覚えがありますか?2022年にデビューした小型SUVの「ASX」に続き、新型「三菱コルト」は同じグループのフランスの仲間から援助を受けた2番目のモデルとなる。我々は、新型「コルト」を詳しくチェックして、「ルノー クリオ」の要素がどれだけ入っているのかを以下にレポートする。

一見しただけでも、「コルト」の外観とルノーとの類似性は明らかだ。しかし、三菱が単に「クリオ」をパクって、ロゴを変えただけだと思ったら大間違いだ。すでにフロントでは、コルトは新しいグリルレイアウト、いわゆる「ダイナミックシールド」によって容易に認識することができる。このエレメントは基本的な形状は同じだが、三菱らしいデザインが施されている。

コンパクトなサイズと最大17インチのホイール

さらに、デイタイムランニングライトのシグネチャーもいくらか変更されている。12本の水平で平らなストライプの代わりに、現在は7本だけで、これもやや矢印状に前方に引き出され、ブロック状のデザインになっている – これにより、「コルト」は暗闇の中で少し高く見えるようになった。「クリオ」と比較すると、下部のエアインテークも少しトーンダウンしており、あまり鋭く描かれていないラインで済んでいる。

リアには大きなブランドロゴがあしらわれている。テールゲートの「スリーダイヤ」の代わりに、リバーシングカメラがある。

しかし、サイドとリアでは、「三菱コルト」はテクノロジーベースの「クリオ」との見分けがつきにくくなっている。全長4.05メートル、全幅1.80メートル、全高1.44メートルというサイズはまったく同じだ。テールゲートの三菱の文字だけが、そのブランド名を示している。「ASX」と同様に、「コルト」もリアに大きなロゴはなく、代わりにリアビューカメラが配置されている。

三菱は3種類のホイールサイズを用意している: 基本バージョンでは15インチのスチール製ホイールが装着されているが、希望に応じて16インチまたは17インチのアルミニウム製ホイールを装着することも可能だ。

Apple CarPlayとAndroid Autoはワイヤレスで使用できる

コルトは、「ルノー クリオ」とインテリアを共有している。その材料は、オプションで対角7インチまたは9.3インチの中央タッチディスプレイ、ステアリングホイールの後ろには、最大10インチのデジタルコックピットがある。さらに、Apple CarPlayとAndroid Autoによるワイヤレススマートフォン接続がある。さらに、2つのUSBソケットを介してデバイスを充電することができるようにもなっている。

インテリアはデジタルで、インフォテインメントは最大9.3インチ。Apple CarPlayとAndroid Autoはワイヤレスで動作する。

スペースに関しては、「三菱コルト」は典型的な小型車である。特に2列目では、背の高い人には窮屈で、膝と頭のスペースが苦しくなってしまうが、それは驚くことではない。運転席はもっと広々としていて快適だ。

391リットルのトランクは、このセグメントでは比較的大きなものだ。シートを倒せば、最大で1,069リットルの荷物を積むことができるようになっている。

コルトを高く見せる: デイタイムランニングライトのシグネチャーは、下方に大きく伸びている。

新型「コルト」のボンネットの下には、三菱が手を入れたルノー製パワーユニットがある。市場導入時には、3つのエンジンが用意されている: 1リッター3気筒自然吸気エンジン(67馬力)から始まり、1リッター3気筒ターボチャージャー付き(91馬力)が続く。

また、トップモデルには、1.6リッター4気筒エンジンと電動モーターを搭載したコルトのフルハイブリッドが設定される。三菱はシステム出力を143馬力としており、パワーは基本的に前輪に伝達される。

新型コルトは2023年秋に発売予定

新型コルトは、2023年秋にドイツのディーラーに到着する予定だ。三菱は価格についてまだコメントしていないが、日本車は2万ユーロ(約300万円)前後からになると推測される。

Text: Sebastian Friemel
Photo: Mitsubishi Motors