【このベスパなんぼ?】8千kmしか走っていないこのキュートでチャーミングな1994年製ピアッジオ ベスパのお値段は?
2023年3月23日
興味深いベスパが現在eBayで売りに出されている。このダークブルーのベスパPX 200 E GSは、1994年に生産ラインをロールオフし、走行距離はわずか8,000kmだ。最高出力12馬力でも、イタリアのスクーターかなり速いはずだ。
イタリアに憧れている方、街乗り用のかっこいいバイクを探している方、ぜひeBayをのぞいてみてほしい。ピアッジオの「ベスパPX 200 E GS」が今、売りに出されている。そしてこれを買うべき理由はいくつもある。
それは、ブランドとモデルの評判から始まる。「ベスパ」は、他のどんな乗り物よりも、イタリアのライフスタイルを象徴している。プラスポイントその2は、性能だ。スペックによると、「ベスパPX 200」は12馬力だ。つまり、スクーターは時速45kmに制限されず、実際に街中を疾走することができるのだ。
一見すると、チャーミングな印象を与える「ベスパ」だ。最初の登録はギリシャで1994年5月10日となっている。このイタリア製スクーターが好もしいのには2つの理由がある。理由その1は、この比較的に若い、レトロな「ベスパ」は、絵のように完璧なアンティークの祖先よりも日常の使用にはるかに適した乗り物だ。第二に、売り手はその二輪車がどこから来たのか知っており、前の所有者の数についての情報を提供することができるということだ。だから安心して購入できる。
走行距離もたったの8,000kmしかない。他のオファーに比べれば、はるかに短い距離だと言える。3,900ユーロ(約55万円)という提示価格も比較的リーズナブルだと言えよう。この「ベスパ」が実際にしっかりした状態であれば、これは妥当なオファーと言えるだろう。
ピアッジオ ベスパ PX 200について知っておくべきこと
1977年に誕生した「ベスパPX200」は、その幅広い性能で愛好家を楽しませ続けている。街中を軽快に走ることができるのは確かだ。そして、遠出や長旅にも使える。でも、アンティークすぎる?それこそがこのイタリア製スクーターの一番の魅力なのだ。
出品されている「ベスパ」に熱中している人は、見学の予約をして、その美しさをじっくり観察してほしい。シャーシの錆は「PX 200」シリーズでは存在する可能性があり、前輪のニードルベアリングが摩耗していないかもチェックしてほしい。
クラッチはピッキングしないこと。1993年以降、強化3板クラッチが採用された。電圧レギュレーターの不具合で、ランプが焼けることがある。ウインカーが正常に作動しない場合は、アース接点が原因であることが多い。バックヤードチューニングに注意!以上。
Text: Lars Hänsch-Petersen
Photo: AUTO BILD / eBay/dreihundertsechzig