ゴルフ史上最もパワフルなフォルクスワーゲン 新型「Golf R」「Golf R Variant」日本上陸!
2022年10月5日
フォルクスワーゲン ジャパンは、昨年フルモデルチェンジをした新型「Golf」「Golf Variant」シリーズに、新たなパワートレインとしてGolf史上最もパワフルな320馬力を発生させる2.0TSIエンジンを搭載した新型「Golf R」「Golf R Variant」を発売した。全国希望小売価格は、「Golf R」が¥6,398,000(税込)、「Golf R Variant」が¥6,525,000(同)。
新型「Golf R」「Golf R Variant」に採用されているエンジンは、320PSの最高出力と420Nmの最大トルクを発生させる2.0TSIエンジン。先代モデルより10PS強化され、最大トルクは20Nm高められた上に、排出ガスの低減や燃費性能の向上など様々な改良が施された。
先代に比べて1インチ拡大された18インチブレーキシステムにより制動力がさらに高まっている。ブルーにペイントされた“R”ロゴのブレーキキャリパーがアクセントになっている。さらに、「Tiguan R」に採用されている“Rパフォーマンストルクベクタリング” と“ビークル ダイナミクス マネージャー”の採用により、最適なトルク配分と正確でニュートラルなハンドリングを実現し、今まで以上のドライビングプレジャーを体感できる。
エクステリアはR専用デザインのバンパーを採用。サイドシルは専用のボディカラー同色となっており、リヤに採用されているグロスブラックのリヤディフューザーと4本出しのエクゾーストパイプがスポーティーな雰囲気を醸し出している。
インテリアは、カーボン調のデコラティブパネルの他、鮮やかなブルーの“R”ロゴをあしらったR専用のヘッドレスト一体型トップスポーツシートが採用されています。その他、デジタルメータークラスター“Digital Cockpit Pro”には、ドライビングプロファイルでスポーツもしくはレースモード(R専用)を選択すると、R専用の表示が可能となっている。
18インチのブレーキシステム
フロントの18インチのブレーキシステムは、先代から1インチ拡大され、さらにブレーキ性能が向上。ブレーキポッドなどにアルミニウムを採用することにより大幅な軽量化を実現。高いブレーキ圧力の範囲における制御を最適化したことにより、ABS介入の直前でも非常に正確な制御が可能になっている。より大きなブレーキマスターシリンダーにより、正確な応答性を実現している。
Rパフォーマンストルクベクタリング
従来のフルタイム4輪駆動“4MOTIONシステム”においては、走行状況に応じてフロントアクスルやリヤアクスル間でのトルク配分を行っていたが、新たに採用された「Rパフォーマンストルクベクタリング」はリヤアクスルに配置された2つの多板クラッチが左右後輪のトルク配分を適切にコントロールすることで、リヤの外輪により多くのトルクを配分し、コーナリング性能を高めるシステム。トルク配分はステアリングの角度、アクセルペダルの踏み込み具合など様々な要素を元に瞬時に算出される。右カーブの時は左側後輪に、左カーブの時は右側後輪に多くのトルク配分を行い、思い通りのコーナリングを実現する。
ビークル ダイナミクス マネージャー
ビークル ダイナミクス マネージャーは、単に電子制御式ディファレンシャルロック“XDS”とアダプティブシャシーコントロール“DCC”(オプション)を統合制御するのみではなく、Rパフォーマンストルクベクタリングを採用した4MOTIONと高度に連携することで、ドライビングダイナミクスの最大化と快適性の向上を高次元で両立する。運転操作が行われている間は絶えずシステムが4MOTION(Rパフォーマンストルクベクタリングシステム)、XDS、DCCをコントロールするとともに、各ホイールへの最適なトルク配分を実行するための完璧なクラッチコントロールを実現し、機敏で正確なハンドリングを実現。また、車両のロールを抑え、わずかなステアリング操作に対してもより速く反応し、高速度域でのヨーおよび荷重変化の減衰を最適化することでドライビングダイナミクスと快適性を向上してくれる。
エクステリアカラーはラピスブルーメタリック(オプション)、ピュアホワイト、ディープブラックパールエフェクトの全3色展開。
テストレポートと合わせてご覧ください。
Text:アウトビルトジャパン
Photo:フォルクスワーゲン ジャパン