【このクルマなんぼスペシャル】レース用に改造され1000馬力を有するユニークなフェラーリF40がオークションに その想定落札価格は?
2022年8月31日
このフェラーリF40は、最大1000馬力(!)のパワーを発揮する。希少な、フェラーリF40!レースで使用され、多くの改造が施された、まさにユニークな一台が販売されることになった。
1台のフェラーリ、2つの命。当時はまだ黄色に塗られていた「F40」は、12年もの間、レーシングカーとして使用され、現在では貴重な投資対象になっている。この1980年代のイタリアンスーパースポーツカーは希少であるか(フェラーリF40は合計1,315台が製造された)、さらに、この個体は間違いなくユニークな存在である。最大1000馬力を発揮するだけではない!
オークションハウスであるRMサザビーズは、「モントレー カー ウィーク(2022年8月20日~21日)」の期間中、買い手候補が支払うべき最低価格を、リクエストに応じてのみ明らかにするとしていた。
この「フェラーリF40」がオリジナル仕様でないことは一目瞭然だ。グレーのユニ塗装(「Grigio Nardo」)は、もちろん標準カラーではない。また、ボンネットのエアアウトレットも「F40」らしくない。
5本スポークのホイールは、オリジナルのイタリアンスーパースポーツカーにも標準装備されているが、スタイルは異なり、特にブラックのものはない。また、そのホイールにはセンターロックが採用されている。また、ウィングも変更されている。フェラーリは生産ラインから出荷されたオリジナルが正しい、チューニングを施すべきではないと考える人は、ここで撤退(諦める)すべきだ。
フェラーリV8ツインターボを改造して最高出力1000馬力を達成
オークションカーの特別な外観とレースカーとしての使用に合わせ、エンジンも変更されている。「F40」のオリジナルV8ツインターボはそのままに、セッティング次第で700~1000馬力を発揮する(オリジナルは478馬力)。
123,000ユーロ(約1,725万円)で修復
時系列で説明すると、1992年、ストリート用「F40」を「カヴァリーノ チューニング」でレーシングカーに改造した。その際、サスペンション、ショックアブソーバー、ブレーキなどの交換が行われた。
さらに、それまで赤だったフェラーリに黄色い塗装が施された。5年後、「G-Tex」に「よって、さらなる改良が加えられて、エンジンの出力もアップさせた。
1997年から2006年までは「ミッシェル オプリー」、2006年から2009年まではイギリスのチームによって、この「F40」はレースに参戦していた。その後、このスーパースポーツカーは個人の所有物となり、123,000ユーロ(約1,725万円)をかけて修復・再塗装され、現在もその独特のグレーカラーを纏っている。
その落札価格が大いに気になるところだが、どのくらいになるか、推測してみてほしい。最終落札価格は2022年8月22日以降に判明する(落札された場合)。次回のレポートをお楽しみに。
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Text: Kim-Sarah Biehl
Photo: RM Satheby’s