【新車情報】LAND ROVER DEFENDER 130はリアをストレッチして8人乗りで登場
2022年6月4日
ボディ全長を340mm伸長し、フルサイズの3列シートを備えた8人乗りのディフェンダーが登場。エアサスペンションを標準装備し快適性を向上した。エリザベス女王の在位70年を記念して、英国赤十字社で使用する特別な「DEFENDER 130」を献上する。
「130」は「SE」、「HSE」、「X-DYNAMIC」、「X」、「FIRST EDITION」というグレード展開。全機種に20インチアロイホイールを標準装備し、パワートレインは直列6気筒INGENIUMガソリンエンジン(P400)またはディーゼルエンジン(D300)から選択可能となっている。
そのパワートレインは、マイルドハイブリッド(MHEV)に直列6気筒INGENIUMガソリンエンジン(P300、P400)または、INGENIUM直列6気筒ディーゼルエンジン(D250、D300)が組み合わされる。
MHEVテクノロジーを備えたランドローバー独自開発の直列6気筒INGENIUMパワートレインはシームレスなレスポンスと優れた燃費が特徴で、48Vのベルト・インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター(BiSG)を搭載し、ブレーキと減速で通常失われるエネルギーを蓄電し、そのエネルギーを走行時に動力として活用するほか、ストップスタートシステムの起動スピードと効率性の向上にも寄与する。
3.0リッター直列6気筒INGENIUMガソリンエンジン(MHEV)
・P300: 最高出力300PS、最大トルク470Nm/1500-4250rpm、0-100km/h加速8.0秒(0-60mph加速7.5秒)
・P400: 最高出力400PS、最大トルク550Nm/2000-5000rpm、0-100km/h加速6.6秒(0-60mph加速6.3秒)
3.0リッター直列6気筒INGENIUMディーゼルエンジン(MHEV)
・P250: 最高出力250PS、最大トルク600Nm/1250-2250rpm、0-100km/h加速8.9秒(0-60mph加速8.4秒)
・P300: 最高出力300PS、最大トルク650Nm/1500-2500rpm、0-100km/h加速7.5秒(0-60mph加速7.1秒)
電子制御エアサスペンションシステムを搭載し、障害物の乗り越えや水中走行(最大渡河水深900mm)をアシスト。その走りの盤となっているのがランドローバー独自開発のアルミニウムモノコックアーキテクチャー「D7x」で、25kNm/degものねじり剛性を実現、従来のフレームボディより3倍の強度を誇る。全輪に独立懸架エアサスペンション、ツインスピードトランスファーギアボックス、iAWDを搭載して道を選ばない走破能力を高めている。
Defender 130 各部寸法:
全長:5,358mm
全幅:2,008mm(ドアミラー格納時)
全高:1,970mm
ホイールベース:3,022mm
最小回転半径(タイヤ外縁):12.84m
フロントオーバーハング:845mm
リアオーバーハング:1,491mm
Text:アウトビルトジャパン
Photo:ジャガー・ランドローバー・ジャパン