1. ホーム
  2. SUV
  3. 【初テスト】レクサスNX450h+ レクサス初のプラグインハイブリッド その性能と評価は?

【初テスト】レクサスNX450h+ レクサス初のプラグインハイブリッド その性能と評価は?

2021年11月9日

レクサスもプラグインハイブリッドのブームに追随している。

トヨタのプレミアムブランドであるレクサスは、コンパクトSUVのNXをリニューアルする。このモデルには、初めてプラグインハイブリッドが採用されている。我々は、このNXを早速テストしてみた。

「レクサスNX」は7年の歴史を持ち、今回、第2弾が登場した。
「NX」は、小型の「UX」と大型の「RX」の間にあるレクサスのコンパクトSUVシリーズだ。
外寸(全長・全幅+2cm)をほとんど変えずに、部品の95%を新規に採用している。

外装、内装ともに気持ちのいいレクサスのデザイン

新型「NX」のデザインは目を見張るものがある。
巨大なグリル、クーペ型のボディ、狭いウィンドウバンド、メリハリのあるリアエンドなど、これらのディテールは決して退屈なものではない。
インテリアについても同様で、レクサスは明らかに多くの努力を払っている。
すべてが上品で、細部に至るまで丁寧に作られている。
フロントとリアのスペースは非常に広く、特別な機能として、ボタンに触れるだけで電気機械的にロックが解除されるドアが備わっている – 最初は少し慣れが必要だが、その後はなかなか便利なデバイスだ。
「NX」には、最高出力244馬力のクラシックなハイブリッドモデル「350h」と、レクサス初のプラグインハイブリッドモデル「450h+」が用意されている。

速い: 450h+は、システムのフルパワーを発揮すると、6.3秒で0から100km/hに到達する。

306馬力を発揮するNXの駆動システム

システムは、最高出力185馬力の2.5リッターガソリンエンジンと、フロント182馬力、リア54馬力の2基の電動モーター、18.1kWhのリチウムイオンバッテリー、そしてもちろんトヨタの「ダイレクトシフトCVT」で構成されている。
パワーは309馬力、6.6kWで充電できる。
純電動で、「NX」は約75kmの走行が可能で、静かで滑らかな走りをする。

レクサス初のプラグインハイブリッド

ガソリンエンジンが加わると、トヨタ、つまりレクサスが磨き続けてきたハイブリッドシステムは、アクセルに対する反応がかなり早くなり、切り替えもスムーズになっている。
しかし、もちろん、その価格を確かめないで、購入を焦ってはいけない。
「レクサスNX」の価格は、前輪駆動のハイブリッドモデル「350h」が45,700ユーロ(約607万円)から、常時全輪駆動のプラグインハイブリッド車450h+は堂々の60,300(約800万円)ユーロからという、かなりこのセグメントとしては高額な設定となっている。

外径寸法(長さと幅にプラス2cm)をほとんど変えずに、95%の部品を2021年モデルで新しくした。新型車は、そのデザインが際立っている。巨大なグリル、クーペ型のボディ、狭いウィンドウバンド、鮮明なリアエンドなど、これは決して退屈なものではない。
そのことはインテリアにも当てはまり、レクサスは明らかに多くの努力を注いでいる。すべてが上品で、細部に至るまで丁寧に作られている。フロントとリアのスペースは非常に広く、ラゲッジルームは、545~1436リットルの容量を確保している。
ナイスでビッグ: センターコンソールのタッチスクリーンは、最大14インチの大きさだ。
特別な機能として、ボタンに触れるだけで電気機械的にロックが解除されるドアがある。最初は少し慣れが必要だが、その後は便利になる。

レクサスが常に改良を重ねてきたハイブリッドシステムが、アクセルに素早く反応し、スムーズに前進する。

テクニカルデータ: レクサスNX450h+ AWD
● エンジン: 4気筒エンジン+電動モーター×2基 ● 排気量: 2487cc ● システム最高出力: 227kW(309PS) ● バッテリー容量: 18.1kWh ● Eレンジ(純電動航続距離): 76km ● 駆動方式: 全輪駆動、CVT ● 全長×全幅×全高: 4660×1865×1640mm • 乾燥重量: 2065kg • トランク容量: 545~1436リットル ● 最高速度: 200km/h ● 0-100km/h加速: 6.3秒 ● 燃費: 111.1km/ℓ ● CO2排出量: 20g/km ● 価格: 60,300ユーロ(約800万円)より

結論:
新型「NX」は、大胆なデザイン、上質なインテリア、洗練されたハイブリッド技術、そして最新のマルチメディアを備えている。
コンパクトSUVの中で、もうひとつの選択肢を探している人には、なかなかぴったりだと言えるだろう。
ただしその価格はかなり高価である。
AUTO BILDテストスコア: 2-

Text: Dirk Branke
Photo: Toyota Deutschland GmbH