【ニューモデル情報】BMWは3シリーズを電動モデルとして市場投入する? 新着情報!
2021年10月25日
「ニュークラス(New Class)」を復活させる。
BMW 3シリーズ エレクトリック(2025)。2025年から、3シリーズサイズの電気自動車を投入する予定だ。その一環として、「ニュークラス」という名称が復活する。これはプラットフォームの名称だ。新着情報!
BMWは「ニュークラス(New Class)」を復活させる。
BMWが1960年代に、この名称で初の中型車を発表したときとは異なり、今回は具体的なモデルではなく、プラットフォームにこの名を採用している。
これは主に、新世代の電気自動車のベースとなり、2025年からは「3シリーズ」と「X3」の完全な電気自動車の代替モデルとなることを目的としている。
BMWのCEOであるオリバー ジプシーは、英「Car Magazine」誌のインタビューでこのことを明らかにした。
この新しいアーキテクチャーは、前輪駆動、後輪駆動、全輪駆動を可能にする。
さらに、新しいバッテリーは、航続距離を伸ばし、充電時間を短縮すると同時に、レアアースの使用量を減らすことができるようになっている。
しかし。
ジプシーCEOは、「ニュークラス」が内燃機関のプラットフォームとしても機能することも示唆している。
他のメーカーとは異なり、BMWは、内燃機関の廃止という最終目標を設定していないため、これは戦略に合致する。
ミュンヘンを拠点とする同社は、駆動システムの面で、可能な限り多くの選択肢を提供したいと考えている。
このプロジェクトは現在、「NK1」という名称で進められている。
BMWのボスは、これが「BMW 3シリーズ」に取って代わるかどうかはまだわからないという。
2019年から販売されている現行の「G20 3シリーズ」は、2022年にフェイスリフトを予定している。
新世代「3シリーズ」の登場は、「NK1」の発表予定時期と、ほぼ一致する可能性が高い。
電気自動車の「BMW 3シリーズ」は、「i3」として販売される可能性がある
オリバー ジプシーCEOもこのことを認めている。
BMWのボスは、しばらくの間は2つのモデルが併行して、生産販売されるかもしれないという見通しを持っている。
それがどのようなものであるかは、現時点では推測するしかない。
おそらく、「ニュークラス」をベースにしたモデルは「i3」として販売され、内燃機関を搭載したモデルは、当初は、「CLAR」アーキテクチャーを継続し、後にプラットフォームを変更するのではないかと推測される。
デザインについては、まだ確かな情報はない。
英「Autocar」誌によれば、センタートンネルは省略されるとのことだ。
より広い室内空間を確保するために、Aピラーはさらに前方に移動し、ホイールベースも拡大される。
また、フロントとリアのオーバーハングが短くなることも予想される。
Text: Katharina Berndt
Photo: BMW Design