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マニアにはたまらない レゴからニューモデル VW T2キャンピングバス登場 VW T1キャンピングバスもあるよー

2021年8月1日

レゴのミニフォーマットから、今度はVW T2キャンパーが登場。VW T1に続き、レゴは今回ミニフォーマットのT2キャンピングバスを市場に投入する。このキットは、クラシックな魅力に溢れ、2000以上のパーツで構成されている。最新情報。

レゴは、「VW T1」に続いて、カルト的なキャンピングカーの第2弾として、「T2」を発表した。
前作同様、クラシックな魅力と、ディテールへのこだわりが満載だが、パーツ数はさらに多いものとなっている。

T1と比べてパーツが約900個増加!
「T2」のサイズは、長さ35cm、幅14cm、高さ15cmだ。
「T1」とほぼ同じサイズなので、展示ケースに入れて並べても違和感はない。
また、「T1」が赤で統一されているのに対し、T2は水色で統一されている。
形状や、鼻先のスペアホイールなどのディテールから、一目でT2だとわかるようになっている。
大型の原型と同様に、リフトアップルーフ、スライドドア、食器棚、冷蔵庫、シンク、ベッドなどの室内設備を備えている。
そして、2脚のデッキチェアとサーフボードがビーチの雰囲気を醸し出している。

室内には、オープンキャビネット、冷蔵庫、シンク、ベッド、テーブルなどが設置されている。ご覧のとおり、T2キャンパーのいい雰囲気も再現されている

また、ドイツのDINナンバープレートをアメリカのナンバープレートに交換したり、レトロなステッカーを貼ったりすることもできるようになっている。
このセットは18歳以上を対象としており、部品点数は2207点で、「T1」に比べて900点弱も増加している。
見た目だけに限らず、組み上げるのも楽しめそうなキットだ。

レゴの商品展開は、いつもなかなかいいポイントをついており、今回もちょっと欲しくなるような商品となっている。
すでに商品として販売しているT1に加えて、今回はあえてT2を出してくる部分だったり、ナンバーをドイツとアメリカ(きっと西海岸だろう)に交換できたり、さらには室内のキッチンに魔法瓶まで再現されたキッチンがあったり、シート生地まで雰囲気が再現されていたりと、細かい部分まで、「なかなかやるなぁ」と思う部分が多い。
これはきっとレゴの社内に、かなりのエンスージャストがいるからに間違いないし、このキットもそういう意味では、あの頃を懐かしむ大人向けのキットなのである。
車も懐かしみながら、レゴをかつて楽しんでいた時代も思い出すことができる…。
そういう意味では実に魅力的な商品展開ではないだろうか。

Text: Moritz Doka
加筆: 大林晃平
Photo: LEGO Group