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厳ついボディカラーに鮮やかインテリアのよりパワフルなメルセデスAMG G63チューンナップモデル登場 その詳細

2021年7月15日

ホーフェレ(Hofele)HG 63リミットレス。ドイツのチューナーである、ホーフェレ社からの、地味なようで、実は派手な色の組み合わせのメルセデスAMG G 63。たくさんのカーボン、たくさんのパワー、そして本当に奇抜な色の組み合わせ。チューナーである、ホーフェレのこのメルセデスAMG G 63を目立たせることは、非常に簡単だ。ゲレンデヴァーゲンAMGのチューンナップモデルをご紹介。

「ゲレンデヴァーゲン」は間違いなく現在チューニングカーとして大人気の1台だ。
チューナーのホーフェレは、「HG 63」という名のもとに、「メルセデスAMG G63」をベースにしたコンプリートコンバージョンを提供している。
顧客の要望に応じて、その作品は、繊細なものから豪快なものまでさまざまに取り揃えられている。
文字通り、「HG 63リミットレス」と名付けられた最新作は、間違いなく「リミットレス」な選択肢を用意する。
カーボン製のさまざまなボディパーツに加えて、購入者はかなり大胆なカラーコンビネーションも選択できるようにもなっている。

24インチの鍛造リムとマットブラウンペイント

写真のモデルのボディカラーであるマットブラウンの塗装色は、メルセデスのカタログ「Gマヌファクトゥア(G Manufaktur)プログラム」に掲載されている「シトリーネ ブラウン マグノ(Citrine Braun Magno)」という色だ。
そして、すべてのロゴはマットブラックにペイントされている。
加えて、エクステリアは、ボンネット、ルーフ上の追加ヘッドライト、ターンシグナルベース、フェンダーなど、さまざまなカーボンパーツで彩られている。
また、24インチのマイティフォージドホイールや電動で伸縮するランニングボードなども取り付けられている。

AMG G63の幅広のボクシーな形状が、マットな塗装によってさらに強調されている。

鮮やかなオレンジ色のレザーとアルカンターラ

しかし、その厳つい外観は、派手なインテリアと組み合わせることで、事態は本当にクレイジーなものになる。
コックピット全体が明るいオレンジ色のナッパレザーとアルカンターラに包まれ、ブラックのパイピングと、コントラストの効いたステッチが施されており、まるで特大のバスケットボールのようだ。
シートには、ホーフェレのロゴがあしらわれ、様々なトリムパーツがカーボンパーツに置き換えられている。
そんなチューニングの中で、黒いシートベルトが色付きのものに交換されていないのもかえって刺激的に映る。

オレンジが目に眩しい。黒いシートベルトがほとんど異物のように見える。天井の素材ももちろん色を合わせた特別なもの。

価格は最低でも30万ユーロ(約4,000万円)

ホーフェレ社は、4リッターV8ツインターボにも手が加えられているかどうかについては言及していない。
しかし、シリーズ最高の585馬力は十分であることも言うまでもない。
いずれにしても、「リミットレス(限界のない)」という名前は、このクルマに十二分に当てはまる。
この車のために購入客がホーフェレに振り込む金額に関しては、チューナーは明らかにしていない。
しかし、「HG 63」の場合でも、最低で30万ユーロ(約4,000万円)は必要であり、今回紹介した「HG 63リミットレス」はさらに高額になると思われる。
これに比べれば、160,679ユーロ(日本市場価格2,218万円より)という、通常の「メルセデスAMG G63」のスタート価格は、バーゲンプライスなような気もしてくる…。

ホーフェレは、スペアホイールカバーなどの多くのトリムパーツを、カーボンファイバー製のパーツに交換した。

この「ホーフェレ リミットレス」の魅力というか、特徴は、言うまでもなく、そのボディカラーや高価なカーボン素材のパーツ、そして派手な内装であることは言うまでもない。
もはや、普通の「G63」であっても、暴力的なパワーを持っているのだから、そういう面でのチューニングなど、不要なことは明らかで、これほどの重さの自動車のパワーを、これ以上アップしては危険な領域でもある。
そういう意味では、他とは違った「ゲレンデヴァーゲン」を成立させるには、やはり色とちょっとしたディテールの変化を施す、というのは常套手段なのだ。その価格が2,000万円上乗せになったとしても、こういう自動車を購入する層にとっては関係のないことだし、他の「ゲレンデヴァーゲン」と、違えば、違うほど喜ばれる、そんな世界なのである。もちろんこの写真とは違う色も素材も自由に選べるだろうから、最終的にはオーナーのセンスが試される、そういうことだなのと思う。

Text: Moritz Doka
加筆: 大林晃平
Photo: HOFELE-Design GmbH

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