レッドブルホンダ強し 怒涛の5連勝 フェルスタッペン またもやポールトゥフィニッシュ F1第9戦オーストリアGPレポート

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フェルスタッペン、ホームサーキットのであるレッドブルリンクで連勝。いまのところ2021年F1シーズンは、レッドブルの思い通りになっている。フェルスタッペンは、スピルバーグで開催されたオーストリアGPで、レッドブルに5連勝をもたらした。

マックス フェルスタッペン(23)の次の完璧なポールトゥフィニッシュの勝利
先週末の成功に続き、レッドブルホンダのスターは、レッドブルリンクでの第2レース、オーストリアGPでも勝利を収めた。
フェルスタッペンにとっては、今季5勝目、3連勝、それも3戦連続ポールトゥフィニッシュの圧勝、そしてチームのホームコースでの4勝目となった。
フライングダッチマン(空飛ぶオランダ人)は、世界選手権でのリードをさらに拡大した、
感動的な勝利となった。
フェルスタッペンは、ファステストラップのポイントを獲得するために、ピットストップを追加するほどの優れたパフォーマンスを発揮した。
2位と3位には、バルテリ ボッタス(メルセデス)とランドー ノリス(マクラーレン)が入った。
フェルスタッペンは、「先週末よりもさらに良くなりました。クルマは素晴らしかった! この調子で頑張ろう。自分でもびっくりするくらいうまくいきました」、と素直に喜びを表して喜んだ。

昨年の王者、ルイス ハミルトン(メルセデス/4位)は、最初のラップで、ランドー ノリスのマクラーレン・メルセデスに抜かれてしまい、その後はペースアップが叶わず、またもやGP勝利を獲り損ねた。
21周目には、ハミルトンとフェルスタッペンの差はすでに10秒にまで広がっており、トップ争いは、事実上終わっていた。

マックス フェルスタッペンの圧倒的な勝利となった

ハミルトンは、「すべてを出し切ったが、これ以上は無理だった。アンダーボディに大きなダメージを受けてしまい、ダウンフォースが大幅に失われてしまったんだ。やるべきことがたくさんあります」と、次のレースに向けて、ピットを後にした。
レッドブルホンダのスポーツチーフであるヘルムート マルコは、「最初のピットストップの後は、全開にはせず、マシンに負担をかけないようにしました」と明かした。
一方、マクラーレン・メルセデスのランドー ノリスは、好調だった予選(2位)に続き、3位を獲得した。
乱暴な運転をしたために5秒のタイムペナルティを受けたにもかかわらず、それまで3位につけていたセルジオ ペレス(レッドブルホンダ)とのバトルに勝ち、堂々3位でフィニッシュしたのであった。
レース後、その5秒のペナルティがなければ、「2位になれたかもしれないのに、ちょっとがっかりだよ。私がセルジオをコースから押し出したのではなく、彼が自分で滑り出したのだ」、と悔しさをあらわにしていた。

赤いレーシングマシンに乗ったスペイン人レーサー(カルロス サインツ)は、様々なトラブルに見舞われたにもかかわらず、5位フィニッシュという好成績を収めた。
一方で、チームメイトのモナコ人レーサー(シャルル ルクレール)は、ダニエル リカルドの後ろの8位にとどまった。

セバスチャン ベッテルにクラッシュしたキミ ライコネン

メルセデスのバルテリ ボッタスは、終盤健闘し、2位でフィニッシュ、チームのために貴重なポイントをしっかりと獲得した。
メルセデスのナンバー1ドライバーのハミルトンのマシンにはトラブルが発生した。
リアタイヤがアンダーボディの損傷により劣化していたため、2度目のサービスを受けなければならなくなった。
その結果、昨年のワールドチャンピオンは、4位に甘んじた。

2021年F1チャンピオンシップシリーズ第10戦イギリスGPは、2週間後の7月18日(日)にシルバーストーンサーキットでおこなわれる。レッドブルホンダの連勝は続くか、果たしてメルセデスの巻き返しはあるか、興味は尽きない。

オーストリアグランプリ
レース結果(10位まで):
1位: マックス フェルスタッペン(オランダ) – レッドブル 1:23:54.543
2位: バルテリ ボッタス(フィンランド) – メルセデス +17.973秒
3位: ランドー ノリス(英国) – マクラーレン+20.019
4位: ルイス ハミルトン(英国)- メルセデス+46.452
5位: カルロス サインツ(スペイン) – フェラーリ +57.144
6位: セルジオ ペレス(メキシコ) – レッドブル +57.915
7位: ダニエル リッチャルド(豪) – マクラーレン +1:00,395
8位: シャルル ルクレール(モナコ) – フェラーリ +1:01,195
9位: ピエール ガスリー(フランス) – アルファタウリ +1:01,844
10位: フェルナンド アロンソ(スペイン) – アルピーヌ +1周

ドライバーズチャンピオンシップランキング(23試合中9戦終了時):
1位: マックス フェルスタッペン(オランダ) – レッドブル 182ポイント
2位: ルイス ハミルトン(英国) – メルセデス 150ポイント
3位: セルジオ ペレス(メキシコ) – レッドブル 104ポイント
4位: ランドー ノリス(英国) – マクラーレン 101ポイント
5位: バルテリ ボッタス(フィンランド) – メルセデス 92ポイント
6位: シャルル ルクレール(モナコ) – フェラーリ 62ポイント
7位: カルロス サインツJr.(スペイン)- フェラーリ 60ポイント
8位: ピエール ガスリー(フランス) – アルファタウリ 40ポイント
9位: ダニエル リッチカルド(オーストラリア) – マクラーレン 34ポイント
10位: セバスチャン ベッテル(ドイツ) – アストンマーティン 30ポイント
11位: フェルナンド アロンソ(スペイン) – アルピーヌ 20ポイント
12位: ランス ストロール(カナダ) – アストンマーティン 14ポイント
13位: エステバン オコン(フランス) – アルピーヌ 12ポイント
14位: 角田裕毅(日本) – アルファタウリ 9ポイント
15位: キミ ライコネン(フィンランド) – アルファロメオ 1ポイント
16位: アントニオ ジオバナッチ(イタリア) – アルファロメオ 1ポイント

コンストラクターズチャンピオンシップランキング(23試合中9戦終了時):
1位: レッドブル 286ポイント
2位: メルセデス 242ポイント
3位: マクラーレン 141ポイント

  1. フェラーリ 122ポイント
  2. アルファタウリ 48ポイント
  3. アストンマーティン 44ポイント
  4. アルピーヌ 32ポイント
  5. アルファロメオ 2ポイント
  6. ウィリアムス 0ポイント
  7. ハース 0ポイント

Text: Bianca Garloff
Photo: autobild.de