レッドブルホンダ 堂々の3連勝 王者ベンツ ピンチ? ホンダエンジン3連勝はセナ以来

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F1第7戦 フランスGP @ポールリカールサーキット 結果と順位表

フェルスタッペンが戦略スリラーを制す。マックス フェルスタッペンが、フランスで今季3勝目を挙げ、ルイス ハミルトンをねじ伏せた。一方で、バルテリ ボッタスはますます問題を抱えるようになる。F1第7戦フランスGP速報。

フランスGPでの戦略スリラーとは!?
レッドブルのマックス フェルスタッペンは、イモラ、モナコに続き、ル カステレ(ポールリカールサーキット)で、今季3勝目を挙げ、F1世界選手権ドライバーズチャンピオンのリードを、22ポイントに拡大した。
フェルスタッペンは、力強くエキサイティングなレースを展開し、ルイス ハミルトン(メルセデス)を2位に追いやった。
また、チームメイトのセルジオ ペレスも、ハミルトンの僚友であるバルテリ ボッタスとのバトルを制して、3位に入賞した。
フェルスタッペンの強さは、レースのファステストラップのポイントも獲得したことでも発揮されている。

レースの最初の3分の1は、レッドブルにとってあまり良い状況ではなかった。
フェルスタッペンは第1コーナーでのスプリントバトルこそ制したが、その後、レッドブルはグリップを失い、オランダ人ドライバーはコントロールを失った。
フェルスタッペンはランオフゾーンを横切らなければならなくなり、ハミルトンは容赦なく、このミスを突いてトップに立つ。

しかし、ピットストップがフェルスタッペンの切り札となった。
オランダ人のフェルスタッペンは、1周早くピットインして、フレッシュなハードタイヤに交換。
アンダーカットで、それまでの2.8秒以上の差をつけ、ハミルトンのすぐ前でコースに復帰する。
メルセデスはもはや世界で何が起きているのかを理解できない。
「何が起こったんだ、ルイス?」とチームは無力な無線を送る。
理由はひとつ。
フェルスタッペンは、ピットに入るラップでハミルトンよりも2秒速かったのだ。

マックス フェルスタッペン

その結果、フェルスタッペン、ハミルトン、ボッタスのトップ3の間で、接戦が展開される。
しかし、3人ともタイヤの摩耗が激しいことにも不満を感じている。
フェルスタッペンは、再びピットインを決行し、新しいタイヤ(今度はイエロー)を手にする。
ハミルトンは無線で、「タイヤは良好で、左フロントだけが問題を起こしている」と言っている。
つまり、彼はチームメイトと同様に、1ストップ戦略のリスクを負っているのだ。
不思議なことに、どちらのトップチームも、その間の無線に問題がある。
レッドブルはフェルスタッペンを理解できず、ハミルトンはレースエンジニアのピーター ボニントンを理解できず、ヘッドセットを変えてしまう。

一方、フェルスタッペンは追いつこうと猛烈なレースを開始する。
チームメイトのセルジオ ペレスが彼を先に行かせ(「ありがとうございます!」)、45周目にはバルテリ ボッタスも予定通り、彼をブロックするはずだったが、長いストレートの終わりでブレーキをかけるのが遅すぎてラインを外してしまう。
フェルスタッペンは、改めて感謝の言葉を述べている。
スカイTVの解説者、ラルフ シューマッハは、
「本当に愚かだ。あれはレースのちょっとした基本で、彼に起こってはならないことだ」。
バルテリ ボッタスは、「なぜ誰もが、2回のストップをしなければならないと言っても、聞いてくれないのか?」と不満を漏らす。
メルセデスからの邪悪で冷たい返事「我々は理解している」。
一方のボッタスも、自分の状況の深刻さを理解しているかどうかは不明だ。
なぜなら、レッドブルのペレスにも追い抜かれて4位になったからだ。
ラルフ シューマッハ、「今のところ、ボッタスがルイスに助けられている以上に、ペレスがマックスに助けられている」。

ラスト2周のファイナルバトル

残り2周のグランドフィナーレ。
ワールドチャンピオン争いが、サーキットでの決闘に変わるときだ。
ミストラルの長いストレートで、フェルスタッペンがハミルトンを捕らえる.
ハミルトンは、ハードタイヤの消耗で抵抗することができない。
「あれは我々の責任だ」、レースエンジニアのピーター ボニントンという形で、メルセデスは責任を取る。

「2回目のピットストップが功を奏した」と、フェルスタッペンは喜んだ。
「それほど簡単ではなく、何人かをオーバーテイクしなければならなかったが、最終的にはうまくいった」。
ハミルトンは、「週末を通して問題があり、最終的にはタイヤが残っていませんでした。今日はストレートでほとんどのタイヤを消耗してしまった。レッドブルが速すぎたんだ。それが何に起因するのかを次戦に向けて考えなければならない」。

この言葉は、レッドブルの耳には音楽のように聞こえることだろう。
つまり、オーストリア勢が好調なのは、フランスGPから禁止されているフレキシブルすぎるウイングのせいではないということだ。
その代わり、レッドブルはメルセデスよりもダウンフォースが少なく、それに応じてリアウイングを平らにして走行した。
完璧な戦略と並んで、これが勝利の鍵となった。

F1第8戦シュタイアーマルクGPは、来週、6月27日(日)にレッドブルリンク(オーストリア)にておこなわれる。

フランスグランプリ
レース結果(10位まで):
1位: マックス フェルスタッペン(オランダ) – レッドブル 1:27:25.770
2位: ルイス ハミルトン(英国) – メルセデス +2,904 sec.
3位: セルジオ ペレス(メキシコ) – レッドブル +8,811
4位: バルテリ ボッタス(フィンランド)- メルセデス +14,618
5位: ランドー ノリス(英国) – マクラーレン +1:04.032 min.
6位: ダニエル リッチカルド(オーストラリア) – マクラーレン +1:15,857
7位: ピエール ガスリー(フランス) – アルファタウリ +1:16.596
8位: フェルナンド アロンソ(スペイン) – アルピーヌ +1:17.695
9位: セバスチャン ベッテル(ドイツ) – アストンマーティン +1:19.666
10位: ランス ストロール(カナダ) – アストンマーティン +1:31.946

ドライバーズチャンピオンシップランキング(23試合中7戦終了時):
1位: マックス フェルスタッペン(オランダ) – レッドブル 131ポイント
2位: ルイス ハミルトン(英国) – メルセデス 119ポイント
3位: セルジオ ペレス(メキシコ) – レッドブル 84ポイント
4位: ランドー ノリス(英国) – マクラーレン 76ポイント
5位: バルテリ ボッタス(フィンランド) – メルセデス 59ポイント
6位: チャールス ルクレール(モナコ) – フェラーリ 52ポイント
7位: カルロス サインツJr.(スペイン)- フェラーリ 42ポイント
8位: ピエール ガスリー(フランス) – アルファタウリ 37ポイント
9位: ダニエル リッチカルド(オーストラリア) – マクラーレン 34ポイント
10位: セバスチャン ベッテル(ドイツ) – アストンマーティン 30ポイント
11位: フェルナンド アロンソ(スペイン) – アルピーヌ 17ポイント
12位: エステバン オコン(フランス) – アルピーヌ 12ポイント
13位: ランス ストロール(カナダ) – アストンマーティン 10ポイント
14位: 角田 裕毅(日本) – アルファタウリ 8ポイント
15位: キミ ライコネン(フィンランド) – アルファロメオ 1ポイント
16位: アントニオ ジオバナッチ(イタリア) – アルファロメオ 1ポイント

コンストラクターズチャンピオンシップランキング(23試合中7戦終了時):
1位: レッドブル 215ポイント
2位: メルセデス 178ポイント
3位: マクラーレン 110ポイント

  1. フェラーリ 94ポイント
  2. アルファタウリ 45ポイント
  3. アストンマーティン 40ポイント
  4. アルピーヌ 29ポイント
  5. アルファロメオ 2ポイント
  6. ウィリアムス 0ポイント
  7. ハース 0ポイント

Text & photo: autobild.de