速報! M4のオープンバージョン BMW M4コンペティション カブリオ正式発表 全情報

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BMW M4コンペティション カブリオは、全輪駆動が標準となった。

BMW M4カブリオ!!! BMWは、M4のフレッシュエアバージョンを公式に発表した。カブリオは、クーペとは異なり、全輪駆動のM4コンペティションのみの設定となる。新着情報をお届けする。

夏に向けて、BMWは「M4」のルーフを取り除いた。
「M4クーペ」、「M3セダン」に続き、「4シリーズカブリオ」と並んでBMWのディンゴルフィング工場で生産される3番目のMだ。
ミュンヘンに本拠を置くBMWは、オープントップの「M4」に全力を注いでおり、510馬力の「コンペティション」と全輪駆動、8速オートマチックトランスミッションの組み合わせで限定販売される。
重量の増大とともに、ベース価格も高くなるはずだ。
2021年7月の「M4カブリオ」の発売時には、少なくとも10万ユーロ(約1,340万円)弱の投資が必要になるだろう。

ファブリックルーフは18秒で開く

BMWは、「M4カブリオ」でも、ファブリックルーフを復活させる。
18秒で開閉でき、オープンとクローズのどちらも50km/hの速度まで機能する。
このファブリックルーフは、先代のスチール製フォールディングルーフに比べて40%の軽量化が図られているというが、同時に特に優れた断熱性をも実現している。
これが機能することは、すでに以前おこなった「M440i」のテストで実証されている。
「M4カブリオ」は、ルーフに加えて、ドア、テールゲート、ウィンドウ、フロント&リアライトも「M440i」から継承している。
それ以外の外観部分は少なくとも見た目にはクーペと変わらない。
しかし、ねじり剛性を高めるために、リアエリアにストラットを追加し、リアアクスルのチューニングも行っている。

BMWはM4カブリオでファブリックルーフを復活させた。18秒でオープンになり、50km/hまで操作可能だ。

カブリオはクーペよりも約150kg重い

エンジン面では、すべてがこれまで通りだ。
「S58」と呼ばれる3リッターのツインターボ直列6気筒は、最高出力510馬力、最大トルク650Nmを発揮し、これを8速オートマチックに組み合わされる。
「M4カブリオ」には、リアに重点を置いたxDrive全輪駆動システムが常に標準装備されている。
1,920kgの車両重量にもかかわらず、0から100km/hまでの加速はわずか3.7秒という高性能だ。
そして200km/hまでの加速は13.1秒だ。
オプションで、最高速度は280km/hまで可能となっている。
ところで、音を楽しめるのはルーフを開けたときだけではない。
BMWはコックピットのために新しいアクティブサウンドデザインを開発し、ルーフを閉じた状態でもよいサウンドをドライバーとパッセンジャーに届ける。
この人工的なサウンドチューニングシステムは、間もなくクーペとセダンにも搭載される予定だ。

ネックドライヤーとシートベンチレーションはオプション

M4カブリオは、クーペと同様に純粋な4シーターだ。オプションで、より軽量なカーボン製のバケットシートが用意されている。

それ以外のインテリアには大きな変化はないものの、レザーシートとスポーツシートヒーターが標準装備されている。
追加料金を払えば、ベンチレーションやネックドライヤーを装備したものも用意されている。
望むなら、カブリオ用のハードコアなカーボンファイバー製バケットシートも、オプションとして用意されている。
ただし、ルーフを閉じた状態では、トランクの容量はそれぞれ300リットルと385リットルに減少する。
しかし、大きなトランクを備えた「M3ツーリング」も近々投入される予定なので、実用性を重視する人には、「M3ツーリング」という選択肢も提供される。

推定ベース価格は10万ユーロ(約1,340万円)弱

4本のテールパイプから奏でられる6気筒のサウンドは、オープンにすることでより一層楽しむことができる。

BMW M4カブリオの生産開始は2021年7月で、その後すぐに最初のモデルがディーラーに並ぶことになる。
価格については、ミュンヘンはまだ沈黙を守っている。
後輪駆動のM4コンペティションは91,000ユーロ(約1,220万円)からなので、全輪駆動とフレッシュエアペナルティを装備したカブリオは、10万ユーロ(約1.340万円)の大台を目前にしてスタートすることになりそうだ。

結論:
2世代を経て、新型M4カブリオで、BMWはファブリックルーフを復活させた。
このルーフは、スチール製フォールディングルーフを採用した先代モデルに比べても、ぴったりとフィットし、よりクーペらしい外観となっている。
しかし、軽いルーフによって軽量化された重量は、全輪駆動を装着することで相殺されてしまっている。
それでも、予想されるダイナミクスの低下は最小限に抑えられていると思われるので、ほとんどのオーナーを悩ませることはないだろう。

Text: Moritz Doka
Photo: BMW AG