伝説のカーアクション映画「ワイルドスピード」で大活躍したクルマのミニカーキットが大人気
2021年5月21日
レベル(Revell)社からのモデルキットとしての「ワイルドスピード」シリーズの車登場。まもなく「ワイルドスピード」シリーズの第9部が公開される。このたびミニカーメーカーのレベルは、第1部から第8部までに登場した。自動車の大スターたちを、モデルキット(プラモデル)として新たに取り揃えた。
遅ればせながら、『ワイルドスピード』第9弾が2021年6月についに公開される。
こ映画の公開を祝うために、レベル社は、第1弾から第8弾までの主要な自動車俳優4台を自分で組み立てられるように用意している。
モデルは24分の1のスケールで、現在発売中だ。
異なる難易度のキット
日本製スポーツカーのファンには、第1部に登場するブライアンの1995年型「三菱エクリプスD30」がお勧めだ。
このクーペは細部に至るまで忠実に再現されている。
2リッターのターボ4気筒を搭載したエンジンルーム、ロボカーのボディキット、サウンドシステムを搭載したインテリアなど、すべてがオリジナルに近い仕上がりになっている。
加えて、各種ホイールもキットには含まれている。
難易度はレベル3で、初心者でも安心して楽しめるモデルキットだ。
また、第1部に登場するドムの1970年式「ダッジ チャージャー」は難易度がレベル5で、主にキット組み立てに精通した経験者向けのモデルとなっている。
映画に登場したカマロ イェンコのレプリカ
「ワイルドスピード」第2話では、ブライアンの1969年型「シボレー カマロ」が有名だ。
この映画の車両は、マッスルカーのレジェンド、ドン イェンコの作った「イェンコ」のレプリカだ。
わずか201台しか作られなかったオリジナルは、壊すにはあまりにももったいないし、お金もかかるので、レプリカが採用された。
しかし、イヤーワン(Year One)社で作られたレプリカには、怪物のような7リッターV8も搭載されていた。
レベル社製のカマロは、難易度レベル5で、キットいじりのプロたちに適している。
4番目のモデルもマッスルカーで、ドミニク トレットが操縦する「ファスト8」の1971年型「プリムスGTX」だ。
難易度レベル4のモデルは、キャブレターの設定を変えたり、ホイールとタイヤの組み合わせを変えたり、サスペンションを下げたりして改造することができるようになっている。
すべてのモデルは現在発売中で購入が可能だ。
ぜひAuto Bild Japanの桐生呂目男さんには、組み立て体験レポートをとどけてもらいたい。
Text: Moritz Doka
Photo: Revell GmbH