【新車情報】 まったく新しいデザインの新型ホンダHR-V(日本名ヴェゼル)ハイブリッド仕様で登場 

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新型ホンダHR-V(日本名ヴェゼル)。完全に新しいデザインで、JAZZのハイブリッドドライブを搭載。新型ホンダHR-Vは、先代とはビジュアル的にまったく異なり、ジャズ(JAZZ=日本名フィット)のハイブリッドドライブを搭載している。全情報!

➤ 市場ローンチ時期と価格
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➤ インテリア
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➤ エンジン

新型SUVの価格は若干上昇する可能性が高い
ホンダは新型「HR-V(ヴェゼル)」を公開した。
それは明らかに単なる進化ではなく画期的な革新を重視している。
内外装のデザインを一新し、エンジンもハイブリッド駆動のみとなったSUVの第3世代は、若年層にもアピールするはずだ(※日本では発表され注文受け付け中=価格は2,635,000円より)。

完全に新しいデザイン

新しい「HR-V(ヴェゼル)」のデザインは、先代モデルと比べて非常に際立っている。
特に、今回はクーペのように傾斜したルーフラインと長いボンネットが特徴的だ。
サイズは先代と同じレベルを維持することになっているが、ホンダはまだ正確な数値を発表していない。
公式に発表されているのは、地上高が1cm高くなり、ルーフラインが2cm低くなったという2つの数字だけだ。
フロントでは、幅の狭いLEDヘッドライトが採用され、その光の特徴はグリル上部のクロームエレメントと視覚的につながっている。
グリル自体はカラーコントラストがなく、そのグリルはボディカラーで塗装されている。
下部のエアインテークは大型化して1つの要素に統合され、バンパーは中央にアンダーライドガードが装備されている。
サイドビューでは、特にホンダがビーディングやエッジをほとんど排除していることが目立つ。リアエンドも大幅に変更され、幅の狭い新しいテールライトが連続した帯状のライトで結ばれている。
また、トランクリッドのナンバープレート用のカットアウトが少し下に移動している。

リアの新しいデザインは、空気の乱れを減らすことを目的としている。これにより、燃料を節約することができる。

インテリアはより整然とした印象に

コックピットは時代の流れに沿って水平にレイアウトされ、すっきりとした印象を受ける。
9インチのインフォテインメントスクリーンがダッシュボードに設置されている。
その背後にあるソフトウェアも新しいものだ。
ホンダは、メニューナビゲーションをよりシンプルにし、ロード時間を短縮することを約束している。
また、ワイヤレスアップデートにより、購入後でも新しい機能やアプリを追加することができるようになっている。
もちろん、Apple CarPlayやAndroid Autoによるスマートフォンのペアリングも可能で、iPhoneもワイヤレスで接続できるようになっている。
クライメートコントロールユニットは以前の場所に残っているが、新しいロータリースイッチが装備されている。
新しい通気孔は、インテリアによく調和している。
この通気孔は、乗員に直接風を当てるのではなく、乗員の上や横に新鮮な空気のヴェールを作るように設計された新しいシステムの一部だ。
計器類は、7インチのディスプレイにデジタルで表示される。
どのくらいの情報を表示させるかは、ドライバーが自分で決めることができる。
また、マルチファンクションステアリングホイールにも手が加えられている。
インパクトカップを小さくしたことで、よりエレガントな印象になっている。
さらに、フレームレスのバックミラーを採用することで、全体の印象をより上質なものにしている。

新型HR-Vのコックピットは水平方向にレイアウトされ、より整然とした印象を受ける。

新世代「HR-V」では、2列目に座面を背もたれ側に倒すことができる、いわゆる「マジックシート」を再び採用した。
実用的な機能としては、電動テールゲートが備わっていて、キーを持って車から離れると、自動的に閉まるようになっている。
トランクの正確な容量はまだ分かっていないが、マウンテンバイクを2台(もちろん前輪を外した状態で)収納するのに十分なスペースがあるとされる。

HR-Vにブラインドスポットアシストを搭載

アシストシステムは、駐車時にも作動するブラインドスポットアシストシステムと、ヒルディセントコントロールシステム(滑りやすい路面を下る際に自動的に車速を制御するシステム)の2種類が新たに用意されている。
その他のシステムも大幅に見直しが行われた。
広角カメラを新たに採用し、歩行者検知機能を向上させたほか、衝突警報システムでは、交差する車両を検知できるようになっている。

ハイブリッド駆動はホンダ ジャズ(フィット)から

「HR-V」には、ハイブリッド車のみが設定される。
駆動システムは、「ホンダ ジャズ(フィット)」からという、やや型破りなシステムだが、SUVが大幅に重くなったため、見直しが行われた結果だ。
ハイブリッドは、2基の電動モーターと1.5リッターのガソリンエンジンで構成され、131馬力と253Nmを発揮する。
これは、ジャズよりも22馬力多い一方、最大トルクは変わらない。
走行性能や純電動の航続距離、消費量などはまだ公表されていない。

Text: Katharina Berndt
Photo: Honda