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【F1ブラジルGP予選】雨のブラジルGPはノリスがポールポジション!ラッセルは無線で激怒!

2026年11月8日

大雨に翻弄されたF1ブラジルGP(サンパウロGP)予選で、マクラーレンのランド ノリスがポールポジションを獲得した。2番手のジョージ ラッセルは、最後のアタックを中止させたメルセデスの判断に無線で怒りをぶつけた。一方、アウディのニコ ヒュルケンベルグは雨の中で予選6番手に食い込んだ。

激しい雨、長い中断、そして白熱のポール争い。インテルラゴスでの予選は、ドライバーにもチームにも難しい仕事となった。

最後に笑ったのはマクラーレンのランド ノリスだ。1分27秒470の最速タイムを刻み、メルセデスのジョージ ラッセルを約0.2秒差で退けた。ワールドチャンピオンのキミ アントネッリが3番手に入り、メルセデス勢が2、3番手に並んだ。

ラッセル、メルセデスに怒り「2番手じゃ嫌なんだ!」

最も波紋を呼んだのはラッセルだ。一時トップに立ったメルセデスのドライバーは、最後の周でもう一度アタックを仕掛けようとした。ところがチームからは、アタックを中止するよう指示が飛んだ。

ポールポジションを喜ぶノリス(右)。2番手のラッセルは、チームの判断に納得がいかない。
Photo: Colin McMaster/LAT Images

その直後、雨脚が一気に強まった。ポールを奪い返すチャンスは消えた!ラッセルは無線で怒りをぶちまける。「おい、やめろって言ったのはそっちだろ。どういうことだよ!?」 メルセデスのトト ヴォルフ代表が「ジョージ、君は2番手だ」となだめるが、ラッセルは「2番手だって? 2番手じゃ嫌なんだ。僕はトップに立ちたいんだ!」と言い返した。

ラッセルにとって痛いのは、エンジン交換で既に5グリッド降格が決まっていることだ。これにより、チームメイトのアントネッリが決勝の2番グリッドに繰り上がる。

ヒュルケンベルグがアウディの予選最高位を更新

一方、ドイツ勢にはうれしいニュースもある。ニコ ヒュルケンベルグ(39歳)がアウディを駆り、見事6番手に食い込んだ。F1参戦初年度のアウディにとって、これが予選最高位だ。ドイツのエメリッヒ出身のヒュルケンベルグは、上位勢のグリッド降格により、決勝を4番グリッドからスタートする。

ニコ ヒュルケンベルグが予選6番手。難しいコンディションの中、ミスのない走りを見せた。
Photo: Audi

ヒュルケンベルグはQ1から悪条件での巧さを発揮し、5番手につけた。Q2でも5番手と余裕を持って最終セッションのQ3に進み、レッドブルのイザック アジャー、ハースのオリバー ベアマン、アストンマーティンのフェルナンド アロンソらを上回った。

対照的だったのが、アウディのチームメイト、ガブリエル ボルトレトだ。地元ブラジル出身のボルトレトはコースアウトを喫し、予選最下位に終わった。

ハミルトンとフェルスタッペンは最後尾付近から

後方グリッドでは、ボルトレートの近くにフェラーリとレッドブルも並ぶ。フェラーリのシャルル ルクレールは予選4番手を獲得したが、エンジン交換により10グリッド降格となる。チームメイトのルイス ハミルトンはQ2を突破できず、7度のワールドチャンピオンは11番手にとどまった。さらに、トラブルでフェラーリが再びパワーユニット一式を交換するため、決勝は最後尾付近からのスタートとなる。

マックス フェルスタッペンも同じ運命をたどる。エンジン交換によるペナルティが決まっていたレッドブルのエースは、Q2でタイムアタックを見送り、予選16番手。決勝はハミルトン同様、最後尾付近から追い上げることになる。

日曜のブラジルGP決勝は見どころが多い。ノリスがポールから飛び出す一方、後方に沈んだトップドライバーたちは、どこまで順位を取り戻せるか。

F1ブラジルGP予選結果(10位まで)
1位 ランド ノリス(マクラーレン)
2位 ジョージ ラッセル(メルセデス)
3位 キミ アントネッリ(メルセデス)
4位 シャルル ルクレール(フェラーリ)
5位 リアム ローソン(レーシングブルズ)
6位 ニコ ヒュルケンベルグ(アウディ)
7位 アイザック ハジャー(レッドブル)
8位 オリバー ベアマン(ハース)
9位 フェルナンド アロンソ(アストンマーティン)
10位 アレクサンダー アルボン(ウィリアムズ)

Text:Bianca Garloff