【F1メキシコGP決勝】F1史上最年少王者誕生! キミ アントネッリが戴冠、メキシコGPはフェルスタッペン優勝&フェラーリ内紛
2026年11月2日
2026年F1第19戦メキシコGP:マックス フェルスタッペンがメキシコGPを制した。しかし、最大の祝福を受けたのはキミ アントネッリだ。メルセデスの若きドライバーがF1の歴史を塗り替えた。一方、フェラーリでは大騒動が勃発した。
メキシコで、感情が大きく揺れ動くF1の一戦が繰り広げられた。マックス フェルスタッペン(レッドブル)は、ルイス ハミルトン(フェラーリ)を抑えて今季3勝目を挙げた。しかし、キミ アントネッリ(メルセデス)にとっては、3位で最高の栄冠を手にするのに十分だった。このイタリア人が、2026年のF1ワールドチャンピオンに輝いたのだ!
わずか20歳のアントネッリは、セバスチャン ベッテルを抜き、史上最年少王者となった。同時に、長きにわたるイタリアのタイトル空白にも終止符を打った。イタリア人ドライバーによる世界タイトル獲得は、1953年のアルベルト アスカリ以来である。
「この瞬間を迎えられたことに感謝している」と、アントネッリは涙をこらえながら語った。「家族とメルセデスがいなければ、僕はここにはいなかった」
スタート直後からフェラーリの内紛が勃発
メルセデスが歓喜に沸く一方、フェラーリには災難が降りかかった。ポールポジションからスタートしたハミルトンと、チームメイトのシャルル ルクレールが、早くも1周目に衝突。ルクレールはハミルトンをコース外へ押し出し、自らも芝生を横切ってトップに立った。

Photo:Mark Thompson/Getty Images
ハミルトンは怒りをあらわにした。「自分のチームメイトに押し出された!」。さらに後には、こう明かした。「こういう場合は順位を戻すと、ブリーフィングで合意していたんだ。そのせいで、今日は勝利を逃した」。ルクレールには5秒のタイムペナルティが科された。しかし、7度の世界王者にとって、それでは軽すぎた。
ボッタスがクラッシュ! ハミルトンの怒りも爆発
45周目には、ひやりとする場面があった。バルテリ ボッタスのキャデラックで左フロントサスペンションが破損。フィンランド人ドライバーは、マシンの後部から激しくバリアに衝突した。レースは赤旗中断となったが、ボッタスは無傷でマシンを降りることができた。
その一方で、フェラーリの緊張は高まるばかりだ。「僕たちには問題がある。大きな、大きな問題がある」と、ハミルトンは無線で怒りをぶちまけた。ガレージに戻った7度の世界王者は、怒りに任せてキックスクーターを地面にたたきつけた。
再スタートでは、この英国人がチーム内対決で反撃に出た。ルクレールを抜き、さらにフェルスタッペンにも襲いかかった。両者は接触までしたが、レッドブルのエースは首位を守った。

Photo:Colin McMaster/LAT Images
アービッド リンドブラッドのクラッシュによって、再びセーフティカーが導入されても、フェルスタッペンが動じることはなかった。ハミルトンは2位、ルクレールは4位でフィニッシュした。
そして、アントネッリは? 3位でチェッカーを受け、まだ始まったばかりのキャリアで最大の成功を祝った。イタリアに、実に73年ぶりのF1ワールドチャンピオンが誕生したのだ。
F1メキシコGP決勝結果(10位まで)
1位 マックス フェルスタッペン(レッドブル)
2位 ルイス ハミルトン(フェラーリ)
3位 キミ アントネッリ(メルセデス)
4位 シャルル ルクレール(フェラーリ)
5位 ランド ノリス(マクラーレン)
6位 ジョージ ラッセル(メルセデス)
7位 オスカー ピアストリ(マクラーレン)
8位 フランコ コラピント(アルピーヌ)
9位 リアム ローソン(レーシングブルズ)
10位 ピエール ガスリー(アルピーヌ)
ドライバーズランキング(5位まで)
1位 アントネッリ 380ポイント
2位 フェルスタッペン 261ポイント
3位 ハミルトン 259ポイント
4位 ラッセル 250ポイント
5位 ルクレール 245ポイント
コンストラクターズランキング(5位まで)
1位 メルセデス 630ポイント
2位 フェラーリ 504ポイント
3位 レッドブル 382ポイント
4位 マクラーレン 365ポイント
5位 レーシングブルズ 108ポイント
Text:Bianca Garloff

