やっぱりなあ、EVの人気はどんどん低下 それは中古車の価格に反映している このVW ID.Buzz Proは当時の新車価格より大幅に安価だ
2026年10月30日
ドイツの中古車情報:VW ID.Buzz Pro。豊富なオプションを備えた電気式「ブリ」が新車価格より41%オフ。レトロな魅力、204馬力、そして広々とした室内空間。 充実した装備を誇るVW ID.Buzz Proが、現在、中古車マーケットで販売中だ。
電気駆動でレトロな魅力にあふれた「ブリ」: VW ID.Buzzは、VWのラインナップの中でも特に目を引く一台だ。しかし、その楽しさにはそれなりの価格がついている。この純電動バスは新車時、ちょっとしたオプションをつけるだけで60,000ユーロ(約1,092万円)を大幅に超える価格となった。だから、中古車市場をチェックしてみる価値がある。
その一例が、現在、リュネンの自動車販売店、「Autohaus Schmidt」で販売されているこの「VW ID.Buzz Pro」だ。この電動式「ブリ」は、2023年10月に初登録され、走行距離はわずか27,200kmで、価格は37,985ユーロ(約690万円)となっている。説明によれば、事故歴はないが、2オーナーとのことだ。
204馬力、航続距離408キロメートルのVW ID.Buzz
ボディの下には、お馴染みのVWの電気技術が搭載されている。204馬力の電動モーターが後輪を駆動する。バッテリーの総容量は82kWhで、そのうち77kWhが利用可能だ。
これにより、「ID.Buzz」の航続距離は最大408キロメートルとなる。公表されている電力消費量は、100キロメートルあたり21.4 kWhだ。
対応する急速充電スタンドを利用すれば、最大170kWでバッテリーを充電できる。条件が整っていれば、10%から80%までの充電には約30分で完了する。
21インチホイール、マトリックスLED、電動スライドドア
装備面でも、この「ID.Buzz」は申し分ない。特に目を引くのは、21インチのブロムバーグ製アルミホイールと、「ライムイエロー メタリック」のボディカラーだ。さらに、IQ.LightマトリックスLEDヘッドライト、ナビゲーションシステム、アダプティブクルーズコントロール、パーキングアシスト、電動テールゲートも装備されている。両側のスライドドアも電動で開閉する。
インテリアには、メモリー機能付き電動調整式フロントシート、シートヒーター、マッサージ機能、2ゾーンオートエアコンに加え、Apple CarPlayおよびAndroid Autoが装備されている。今回紹介する「ID.Buzz」は5人乗り仕様となっている。そのため、後部座席の後ろには荷物やベビーカー、旅行用の荷物を積むための十分なスペースが確保されている。

当時の新車価格より大幅に安価
2022年の発売当初、204馬力のベースモデルでさえ新車価格は約64,600ユーロ(約1,175万円)だった。21インチの大型ホイール、電動スライドドア、マトリックスLEDヘッドライト、コンフォートシートなどのオプションにより、価格はさらに高くなっていた。
現在、この電動ブリはディーラーで、37,985ユーロ(約690万円)で販売されている。当時の基本価格と比較すると、すでに約26,600ユーロ(約484万円)安く、41%以上の値引きとなっている。豊富なオプション装備を考慮すると、本来の価値下落幅はさらに大きいと考えられる。
購入者が注意すべき点
中古の電気自動車を購入する際は、高電圧バッテリーの状態を確認することが重要だ。この点について、説明には具体的な記載がない。そのため、購入を検討している人は、バッテリーの状態報告書を請求することをお勧めする。
また、重要な点として、車検は2026年10月と記載されており、現在その時期が迫っている。購入前に、販売店が新しい車検費用を負担してくれるかどうかを確認しておく必要がある。
Text: Bianca Garloff
Photo: Autohaus Schmidt GmbH & Co. KG

