ロールス・ロイスと隈研吾氏のコラボレーションにより、ビスポークのドーンが誕生
2021年4月24日
ロールス・ロイス・モーター・カーズと隈研吾氏による類のないビスポークのロールス・ロイス ドーンが、高級車と建築という2つの世界の懸け橋となる。
●建築家・隈研吾氏とのコラボレーションによる特別仕様の ロールス・ロイス ドーン
●「高級車」と「建築」という つの世界をつなぐ唯一無二の作品
●ユニークな日本の住宅「The Kita Tea House(ザ・キタ・ティー・ハウス)」のために製作
●ドーンのスタイリングに住宅の 明確な 構造を反映し、落ち着いた雰囲気を表現
●生まれ変わった国立競技場 の設計者として知られる隈研吾氏との作品
ロールス・ロイスは、隈研吾氏が世界的な高級不動産デベロッパーであるウエストバンク社から依頼を受けてデザインした、東京都心部の新しい高級集合住宅「The Kita(ザ・キタ )」を表現する移動可能な芸術作品として、この唯一無二の自動車を製作しました。
この特別仕立てのRolls-Royce Dawn「ドーン」は、東京・北参道の閑静な住宅地に完成したばかりの物件の最上階に位置する、ユニークな多層構造のペントハウス「The Kita Tea House(キタ・ティー・ハウス)」の オーナーのために作られました。 このペントハウスは、明治神宮の悠久の森や、隈研吾氏の手により生まれ変わった「国立競技場」を望むことができる最上階の茶室にちなんで名付けられました。
「The Kita」は、隈研吾氏の建築の特徴であるインテリアとエクステリアとの関係に対する挑戦 です。オープントップのドーンは 、外界から切り離されることのない穏やかで包み込まれるようなプライベート空間を特徴としており、ペントハウスに付随する自動車に最適な素材となりました。
「ロールス・ロイス・ビスポーク・コレクティブ」は、隈氏およびウエストバンク社と協議しながら、インテリアおよびエクステリアの素材、カラーパレット、テクスチャー、雰囲気など、「The Kita」を反映するようデザインし、住居から移動手段まで、居住者がその美しさや雰囲気をシームレスに感じ続けることができるようになっています。ドーンのスタイリングで最も重視したのは、すっきりとしたラインを特徴とする日本の建築物に見られる繊細で精密な感覚です。
ドーンのエクステリアは、シルバー・ヘイズで塗装されています。これは光の加減で表情を変える多面的なカラーで、建物の中核を成す構造部のシルバー・グレーを想起させます。陽変える多面的なカラーで、建物の中核を成す構造部のシルバー・グレーを想起させます。陽が差すとブロンズ色に輝き、建物外壁のブロンズ格子スクリーン・ルーバーや、インテリアのブロンズのディテールを反映した温かみのある色になります。洗練されたシルバーの幌幌をを備え、くっきりとしたブラックのコーチラインで仕上げられています。インテリアとエクステリアを調和させるのは、ペントハウスのエントランス・ロビーにふんだんに使われているウォルナット製パネリングにちなんでリヤ・デッキに張られたナチュラルなオープン・ポアウォルナット製パネリングで、温かく親しみやすい雰囲気を醸し出します。
インテリアでは、全面にわたるセルビー・グレーのレザー・インテリアを、アークティック・ホワイトとブラックのアクセント、さらにスレート・グレーのシートベルトが強調しています。また、ロールス・ロイスでは初の試みとして、フロント・フェイシアにグラデーション仕上げを採用しています。
また、同じ格子のモチーフが、フロントのヘッドレストやリヤ・シートの間にあるウォーターフォールに刺繍されています。締めくくりとして、特別にデザインされたビスポーク・クロックや、インテリア・カラーにマッチするビスポーク・アンブレラなど、建築家・隈研吾氏のこだわりを反映する仕上げが施されています。
「私がこの種のプロジェクトのコンサルティングに携わるのは初めてですが、伝統的なクラ
フツマンシップへの敬意と、自然素材の良さを引き出したいという思いを共有するロール
ス・ロイスのためにこのプロジェクトに参加できたことを誇りに思います 。」隈研吾氏はこ
のように語り、さらに「ロールス・ロイスは『The Kita』のエッセンスを自動車の美学に採
り入れ、『The Kita』のオ―ナーを取り巻く都市環境を取り込むことを可能にしました。ついにこのクルマを東京で見ることができて、とても光栄です。」と続けました。
The Kita Tea House(キタ・ティー・ハウス)について
世界の他の都市のように、美しい特別注文の高級住宅が豊富にあるわけではありませんが、
「The Kita」は居住者にとって、日本では他に類を見ない 生活空間や 唯一無二のペントハウスを体験する機会を提供します。
隈研吾氏が内外装を設計した「The Kita」は、日本の伝統を見つめ直し、素材に新たな意味を見いだし、自然への賛歌となっています。「The Kita」は、日本の伝統的なデザインを再解釈するだけでなく、全く新しい価値を東京にもたらします。
詳細については、ウェブサイト(https://westbankcorp.com/body-of-work/the-kita)をご覧ください。