【新車情報】 プロダクションモデルの新型ホンダ シビック初公開 最新情報

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ホンダ、新型シビックの市販モデルの写真を初公開。

ホンダの11代目シビックはそのプロトタイプをほぼ忠実に踏襲している。第1報をお届け。

11代目となる、ホンダの次期型「シビック」は、2020年末にプロトタイプが公開された後、今回、市販モデルの最初の写真が公開された。
さらなる写真や詳細情報が発表されるのは、2021年4月末とのこと。
つまりもうすぐだ。

プロトタイプと比べてマイナーチェンジのみ

11代目の最初の写真にはセダンが写っていたが、量産型もプロトタイプとほとんど変わらないことが見てわかる。
サイドのエアインテークの横にある、黒く縁取られたフォグランプだけが新しくなっている。
先代に比べて、新しいライトシグネチャーを持つヘッドライトの位置が少し下になり、前方と下方にわずかにオフセットされた狭いグリルを縁取っているように見える。
しかし、この車にはスポーツの野心が存在しているようにも感じられる。
その理由は、強力なセンターエアインテークを備えたエプロンにある。
車外の視認性を高めるために、ホンダはフロントのルーフピラーを後方に移動させている。また、サイドミラーはAピラーの先端ではなく、少し後ろに移動している。
この方式だと死角がすくなくなることが期待されよう。

すっきりとしたラインのデザイン

リアビューも、シビックのプロトタイプに近いものになりそうだ。
ここでの最も顕著な変化は、新しいテールライトだ。
エッジに統合されたスポイラーを備えたテーパーの少ないトランクリッドに大きく張り出した、よりクラシックなデザインとなっている。
プロトタイプのテールパイプ周辺は、ボディカラーで塗装されたリアエプロンの中でブラックに統一され、同じくブラックの細いトリムエレメントでつながれている。
全体として、ビジュアル的に少し遊び心を抑え、デザインはクリーンですっきりしたラインで構成されている。

テールライトは従来よりもオーソドックスなデザインで、トランクリッドの奥まで突出している。

シビックのデジタルコクピット

ホンダはまだインテリアを公開していない。
これまでと同様、コックピットのレンダリング画像があるだけだ。
この写真を見る限り、新世代の「シビック」は、よりシンプルなデザインになっている。
ダッシュボード、9インチのインフォテインメントスクリーン、そしてクライメートコントロールユニットは、飾り気のない水平なラインを形成している。
また、新型「シビック」にはフルデジタルのスピードメーターが搭載されることが発表されている。
全体的には大変シンプルで、若干新鮮味は薄いものの好ましいデザインといえよう。

ダッシュボードには9インチインフォテイメントスクリーンが備わっている。

5ドアも2021年内に公開される予定

ホンダのコンパクトのニューモデルでは、新しい安全システムとアシストシステム、さらにエアバッグの数も増える。
ホンダは、エンジンを含め、詳細な情報を2021年4月末に発表するという。
また、「シビック」セダンの後、ホンダは2021年内に5ドアモデルの発表が予定されている。
続いて、よりスポーティな「シビックSi」、そして最後には、いつもの、過激でスポーティな「シビック タイプR」を発表したいと考えているとされる。

今回公表された写真、フロントグリルや全体のラインなど、よくよく見るとシンプルな中にもホンダらしい雰囲気も感じられ、個人的には好ましいと感じた。
数年前までのメッキ多用のフロントグリルや、ひと世代前の「フィット」に見られた余計なボディのプレスラインなどもなく、ホンダのデザインが新しいトレンドになったことがわかる。日本で販売的に大ヒットするかどうかはちょっと何とも言えないが、この流れでホンダの自動車がデザインされることは好ましいし、ぜひ「レジェンド」や「ステップワゴン」、「オデッセイ」などもこの流れでフルモデルチェンジを敢行してほしいと願っている。

Text: Katharina Berndt
加筆: 大林晃平
Photo: Honda