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メルセデスAMG、DTMマニュファクチャラーズ選手権3連覇を達成

2026年10月24日

ホッケンハイムで開催されたDTM最終大会で、メルセデスAMGが両レースを制覇。通算17度目のマニュファクチャラーズタイトルを獲得した。マーロ エンゲルとウインワード レーシングは、それぞれドライバーズ選手権とチーム選手権でランキング2位となった。

メルセデスAMGモータースポーツは、ホッケンハイムリンクで開催されたシーズン最終大会の両レースで優勝し、3年連続でDTMマニュファクチャラーズチャンピオンに輝いた。スリーポインテッドスターにとって、DTM参戦37シーズン目で獲得した通算17度目のマニュファクチャラーズタイトルである。

マーロ エンゲル(Maro Engel)とウインワード レーシング(Winward Racing)は、それぞれドライバーズ選手権とチーム選手権でランキング2位となった。

優勝したMercedes-AMG Team Ravenolのマーロ エンゲル。

レースウイークを通じて延べ11万2000人の観客が訪れる中、エンゲルは日曜日のレースで今季3勝目を挙げた。ホッケンハイムリンクでのDTM優勝は、自身初となる。参戦10シーズン目で手にしたドライバーズランキング2位は、DTMにおける自己最高成績である。

ウインワード レーシングがDTMのチーム選手権でランキング2位となるのは、2022年以来、2度目である。

最終レースを前に、エンゲルは首位と21ポイント差につけ、計算上はドライバーズタイトル獲得の可能性を残していた。メルセデスAMGのパフォーマンスドライバーであるエンゲルは、日曜日のレースを3番グリッドからスタートし、最初のピットストップを迎える前にトップに立った。

80号車のメルセデスAMG GT3は、レース中盤のスティントでも、一貫してフィールド最速の速さを発揮した。35周を走り終えたエンゲルは、後続に3.058秒の差をつけてフィニッシュ。最終的には、ドライバーズタイトルを獲得したトーマス プライニング(Thomas Preining)に12ポイント及ばなかった。

3位フィニッシュしたMercedes-AMG Team Landgrafのルーカス アウアー。

ルーカス アウアー(Lucas Auer)は13位、トム カレンダー(Tom Kalender)は15位で完走した。ジュール グーノン(Jules Gounon)は、スタート時に自身に非のないアクシデントに巻き込まれ、シーズン最終レースを早々にリタイアすることとなった。

Mercedes-AMG Team MANN-FILTERのジュール グーノン。

土曜日、スリーポインテッドスターは、ホッケンハイムリンクにおけるDTM通算100レース目を迎えた。この節目のレースで、ルーカス アウアーとメルセデスAMG チーム ランドグラフが今季初優勝を飾った。

2番グリッドからスタートしたアウアーは、2周目にトップへ浮上。序盤の赤旗中断を経て、同じメルセデスAMGを駆るマーロ エンゲルを従えてレースをリードした。一方、エンゲルはピットストップ時にホイールナットのロック機構に不具合が生じ、貴重なタイムを失った。最終的に4位でフィニッシュし、1分38秒008のファステストラップを記録した。

土曜日にアウアーとエンゲルが合計38ポイントを獲得したことで、メルセデスAMGは最終レースを待たずに、通算17度目のDTMマニュファクチャラーズタイトルを確定させた。2026年シーズンの獲得ポイントは合計440ポイント。最終大会終了時点で、2位との差は84ポイントとなった。

Mercedes-AMG Team Landgrafのトム カレンダー。

ドライバーズランキングでは、ルーカス アウアーが4位、ジュール グーノンが10位となった。トム カレンダーは総合18位でシーズンを終え、ルーキー オブ ザ イヤーを獲得した。

ジーモン ヴィルバース(Simon Wilbers)/メルセデスAMGモータースポーツ責任者のコメント
「DTM参戦37シーズン目にして、17度目のマニュファクチャラーズタイトルを獲得し、自らの最多記録をさらに更新できたことを誇りに思う。チームとドライバーたちに、心から感謝したい。2勝でシーズンを締めくくることができ、素晴らしい一年の終わりとなった。もちろん、ドライバーズタイトルを獲得できなかったことは残念である。近い将来、このタイトルをアファルターバッハに持ち帰るため、今後も全力を尽くしていく」

トーマス イェーガー/メルセデスAMGモータースポーツ DTMスポーティングマネージャーのコメント
「メルセデスAMG チーム ランドグラフとメルセデスAMG チーム ウインワード レーシングの両チームは、今季、力強いパフォーマンスを見せてくれた。不運な状況によって、さらに良い結果を逃すこともあったが、4勝に加え、優勝以外の表彰台を9回、ポールポジションを3回、ファステストラップを3回記録した。シーズンを通じて安定した強さを発揮したマンタイとトーマス プライニングに、お祝いを申し上げる」

マーロ エンゲル/メルセデスAMG チーム RAVENOL 80号車のコメント
「最終大会でも、あらためてすべてを出し切った。土曜日はピットストップで少し不運があったが、日曜日のレースではすべてがうまくかみ合い、優勝でシーズンを締めくくることができた。素晴らしい仕事をしてくれたメルセデスAMG チーム RAVENOLに、心から感謝したい。チャンピオンにはなれなかったが、これほど力強いシーズンを戦えたのだから、落胆する理由はない。私を知る人なら、敗北を糧に、より強くなって戻ってくることをわかっているはずだ。だからこそ、来年もDTMでタイトル争いに加わりたいと強く思っている」

Text:アウトビルトジャパン(Auto Bild Japan)
Photo:Mercedes-AMG Motorsport