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BMWのMモデル、生産台数100万台を達成!54年の歴史を持つMモデル BMWはオレンジ色のM3でMシリーズの記念日を祝う

2026年10月10日

BMWのMモデル、生産台数100万台を達成!BMWはオレンジ色のM3でMシリーズの記念日を祝う。このほど、ミュンヘンで100万台目の車が生産ラインから出荷された。しかし、このオレンジ色のM3セダンは販売されることはないようだ。

BMWには祝うべき理由がある。ミュンヘンの本社工場で、「Mモデル」の生産台数が100万台に達したのだ。この記念モデルは特別なカラーを纏っており、さらに特別な人物の手に渡ることになる。

BMWの自社モータースポーツ部門が送り出した100万台目の車両は、「M3」である。「M3」は同部門の成功に大きく貢献してきただけに、節目を飾るのにふさわしいモデルだ。3シリーズ初の本格的なMモデル「M3(E30)」が登場したのは1986年だったが、「M3」はBMW M GmbH(BMW M社)を代表する最も有名なモデルとされている。

M部門責任者が記念モデルを受け取る

この100万台目のモデルは、特別塗装「ファイヤーオレンジIII」で仕上げられている。この特別な1台にふさわしい特別な色合いであり、例外的に一般販売には出される予定はない。この車は、BMW M社の代表取締役であるフランシスクス ファン ミール氏(Franciscus “Frank” van Meel)に引き渡された。ただし、この記念モデルはBMWの自社コレクションに加わることになり、ファン ミール氏が公道で運転することはないかもしれない。

現行「M3」は、最高出力530馬力を発揮する3リッター直列6気筒エンジンを搭載している。しかし、ある意味では生産終了に向かうモデルでもある。とりわけ、ミュンヘン工場ではそうだ。同工場では2027年以降、電気自動車のみが生産される予定である。その中には、新型「i3」をベースとする初の完全電動「M3」も含まれる。

生産記念の一環として、BMWは初の完全電気式M3のカモフラージュ仕様も公開している。

つい先日、BMWは内燃機関を搭載した新型「3シリーズ」を発表した。現時点での最上位モデルは、443馬力を誇る「M350 xDrive」だ。今後、純粋な「M3」も登場する予定だ。

次期M3は純粋な内燃機関モデルとして登場する可能性もある

「アウディRS 5」や「メルセデスAMG C 63」といった競合モデルとは異なり、BMWは次期「M3」においてプラグインハイブリッドを採用しない可能性がある。というのも、BMW M社は2024年に特許を取得したプレチャンバー点火技術「BMW M-Ignite」により、高性能エンジンをユーロ7基準に適合させたからだ。

そのため、フル電動モデルがラインナップに加わるとはいえ、BMW M社からは今後も純粋な内燃機関モデルが引き続き発売される見込みだ。

Text: Maurus Elias Moritz
Photo: BMW Group