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新型「マヒンドラ Thar OG」登場 ジープ ラングラー似のインド製オフローダーの価格はラングラーの約7分の1の約168万円!

2026年9月30日

ジープ ラングラー(Jeep Wrangler)は、世界で最も有名なオフロード車のひとつだ。インドのマヒンドラ(Mahindra)が手がける「Thar OG(タール オリジナル)」は、そのラングラーによく似ていながら、価格は大幅に安い。

一見するとジープ ラングラー。しかし、その正体はインドで長年販売されてきたオフロード車、「マヒンドラ タール(Mahindra Thar)」だ。マヒンドラは今回、「タール」に大幅な改良を施し、「OG(オリジナル)」を発表した。価格も比較的手頃である。

インドでの「タール OG」のベース価格は103万2,000ルピーで約9,058ユーロ(約168万円)。一方、欧州でのジープ ラングラーは少なくとも7万900ユーロ(約1,312万円)。「タール」は「ラングラー」の約7分の1の価格で手に入る計算だ。外観がこれほど似ているのには、理由がある。

長方形のリアランプと背面のスペアタイヤ。タール OGの後ろ姿にも、ジープ ラングラーとの共通点が見て取れる。

マヒンドラとジープの特別な関係

マヒンドラは、ジープに関する権利を保有している。「タール」は2010年から生産されており、今回の「タール OG」は2020年に登場した第2世代の改良型だ。

角張った車体は、いかにも悪路を走るためのクルマらしい。フロントでは縦桟の大きなグリルを丸いヘッドライトが挟み、リアには長方形のランプとスペアタイヤを備える。ラングラーと異なり、「タール OG」のボディは2ドアのみだ。

内装はジープよりもやや簡素だ。それでも10.25インチのインフォテインメントディスプレイを装備する。アナログ表示を主体としたメーターには古風な印象もあるが、そのシンプルさがかえって新鮮に映る。

室内には10.25インチのインフォテインメントディスプレイと、アナログ表示を主体としたメーターを備える。

最上級仕様でも約308万円

最上級の「ZXT」には、バックカメラ、フロントパーキングセンサー、スマートフォンのワイヤレス充電機能も備わる。装備を充実させても、価格は換算で1万6,675ユーロ(約308万円)だ。

エンジンは119馬力または152馬力のターボディーゼルと、162馬力の2.0リッターターボガソリンから選べる。駆動方式は後輪駆動と四輪駆動を用意する。

四輪駆動車には電子制御式デファレンシャルロックのほか、砂地や雪道などに対応する走行モードを設定。トランスミッションは6速MTまたは6速ATから選択できる。

ジープ ラングラーは2027年に欧州市場での販売を終える予定だ。ならば安価な「タール OG(Thar OG)」を代わりに買いたいと思っても、残念ながら望みは薄い。「タール OG(Thar OG)」はインド市場専用で、欧州には導入されない見込みである。

Text:Maurus Elias Moritz
Photo:Mahindra